先日。
知り合いの社長さんに。
彼の友人が集まる「ワイン会」なるものにお誘いを受けた。
お！！
これはまた浅野の「場違いモード」にスイッチが入る。
そもそも浅野は。
大衆居酒屋をこよなく愛し、
カシスオレンジばかり飲む男。
お酒に弱くて、「ワイン」飲んだら倒れる。
ワインの良し悪しなんてわかるはずもない。
しかし。。。
「場違い」な空間は。
新しい発見の宝庫。
自分が経験したことない空間には。
多くの気づきがあるもの。
二つ返事で参加しました。
会場は「広尾」。
もうこの地名を聞いただけでコンプレックス魂に火がつく。
新宿・渋谷キャラの浅野がキャラ的に立ち寄ってはいけない空間。
しかししょうがない。会場の場所までは浅野には決定権がない。
たいてい。
お金持ちのみなさんが選ぶ店は。
駅から遠くて。
住宅地かなんかにある高級な知るひとぞ知るみたいな
お店を指定してくる。
そして看板は小さくて。
わかりずらい場所にあることが多い。
お店の
サイトを見ていても。
妙に不親切なおおざっぱな地図しか掲載されていない
ことが多い。
「わかりにくくすることがステイタス」
なのか・・・。
グーグルマップじか張り！なんてサイトを間違っても作らない。
機能性より装飾性か。
今回のお店も。
かなりオオモノさんもやってくるようなお店らしく。
お店の前に立つと。
高級感漂うそのお店は。
でかでかと看板に「１品２９０円均一」
とか書いてあるお店とはあきらかに違っている。
畳１･5畳はあるかと思うくらいに大きな木の扉が。
高級感を漂わせる。
この会の参加者は。
30代半ばくらいの人が多かったけど。
起業に成功してお金いっぱい持ってるっていう感じ。
外資系の会社で。夜景のきれいな豊洲に住んでます～
なんていう２０代の青年もいた。
「う～ん・・この人たちはたぶん。浅野のように業務用スーパーで
知らないメーカーのカップラーメン買ったりとか。
キューズマートでアジア諸国で作られた安いチョコとか買わない
人たちだな」
と考えながら。
席に着く。
きたぞきたぞ！！
浅野の人生には登場することがなかった
コンプレックスをくすぐる柄の長いグラス。
コップに「KIRIN」とかロゴマーク入ってない。
そしてぴかぴかの
ナイフとフォークだ。
もうこのセットが並べられた瞬間に
「今日はデカ盛りはないな」
とスイッチが入る。
時は流れた。
ソムリエの人がまたすごいひとで。
洞爺湖のサミットでもソムリエを勤めたらしい。
今回は「国産」に限ったワインをセレクトしたそうな。
お金を出しても買えないような高品質・少量生産のワインらしい。
ワインメニューを渡されて。
みな食い入るように見ている。
浅野は。。
「意味わからん？？？」
と。。。
残念ながらメニューを理解することを断念。
そして 次から次へとワインが出てくる。
小布施で作られたもの甲州のもの・・・
味見をしてみると。。。
「う～ん・・・どれもすっぱい・・・。。。カシスオレンジの方がいいな、、、」
と・・・
これまたその良さがわからん(汗)
甘いものと味のこいーものくらいしかうまいものの
判断基準がない浅野に飲ませてはいけないお酒なのかもしれない。
そう心の中で思うも。
参加者のみなさんが
「これは飲みやすいわね！」
「こんなおいしいワイン飲んだことない！」
「来てよかった！」
とみなさん感動しているので。
まいっか！と・・・(汗)
そして待ちに待ったお食事。
運ばれてきた
カモの肉・押し寿司・カラスミ・チーズ・・・
あいかわらずお金持ちの人はお皿と料理の
間にいっぱい隙間がある。
なぜか料理を盛るスペースが小さく。
その周りのスペースがだだっ広い器が登場する。
こんな器はダイゾーには置いていない。
そして料理の色がカラフルだ。
お料理っていうのは隙間がなくて、
こういう白黒写真にしても
だいじょうぶな１～２色のものを言うのではないのか？
↓(参考イメージ画像)
と思うんですけど。
お金持ちのひとはそうではないらしい。
味は・・・
う・うまい,,,,,,
確かにうまい・・・・
でもちょっと待って。
これを５人で分けるの？
す・・少ない(涙)。
いつもながらに。
お金持ちのみなさんは小食。
そうか・・・お酒飲むわけだから食事の
量は少なくなるわけで。。。
多分、これ浅野一人だったら。
一皿全部浅野が食べてしまうぞ(汗)
参加者のみなさん。
成功者ばかり。
お話を聞いていると。
「●●さんの知り合い」
とか
「××は僕のクライアントだ」
とか。
それはそれは人脈話が大好き。
浅野の知ってる人が誰も出ない(涙)
おそらくバラエティ番組には出ないような人たちの
話をしているんだなということくらいはわかった。
そしてビジネスの話てんこもり。
浅野がその輪の中にいると。
何を話しているのかほとんど理解不能。
みなさんたくさんお勉強していらっしゃるので。
難しい言葉をたくさん知っている。
これが符号のように飛び交う。
さて浅野。
こういうシチュエーションになるときが多い。
こんなときの世渡りの方法をひとつみなさんに
お教えしましょう。
まず。
話をしている人の目をじっと見ます。
目をそらすと、聞いていないということがバレるのでみつめます。
そして・・・
うんうんとこきざみにうなずきます。
首を上下にひたすらうんうんうなずきます。
そして。。
話しているひとの目にチカラが入って。
声のトーンが高くなってくる。
会話の語尾に。
「～なんですよねぇ」
と何か意見を主張している語尾が聞こえてきたら。
すかさず！
「そうですよね～」
とつぶやきましょう。
これはあまり大きな声ではなく。
お風呂に入ったときに
「ふ～！」
っておなかの中から思わずでてきてしまった声の
ように出します。
これで話を聞いていないことはまずバレません。
そして他に。
何かおもしろいことを言ったらしく。
「ははは！」ってみなの声が聞こえたら。
すかさずあなたも笑って。
笑いが静まった瞬間に
「さすがだなぁ。。。」
とか。
「おもしろいなぁ」
ってつぶやけば完璧。
もうその人はあなたのことが大好きになります。
ただこれをやっていると。
時折、長い時間しゃべっていたのに。
相手のことを忘れてしまうことがあり、
次のパーティーでお会いしたときに。
「名刺交換を・・」と言ってしまい。
地雷を踏んでしまうことがあるので。
使用時には取扱説明書をよく読んで使ってください。
(そんなトリセツないけど)
ビジネスに成功してる人たちやお金持ちさんは。
自分のことや自分の意見を主張するのが大好きなので。
その話をよき聞いてあげると
好かれます。
話がそれましたが。
ワインをほとんど口に入れないので。
浅野の前にワインの列が・・・(汗)
せっかくの貴重なワインなので。
みなさんに飲んでいただきました。
「最後にぞうすいでも」
とか。
言われそうにもないお店でしたので。
最後のデザートを食べて。
家路につきました。
会費は15,000円でした。。。。
帰宅すると。
どっと疲れが。
なんだか食べた気がしないので、、、
コンビニで買ってきた おでんと。
ゼロカロリーの紅茶パックをいただく。↓
しめて７００円なり。
うん♪
やっぱり茶色はいいね☆
こっちが食べた気がする。
これでも浅野は。
プロフィール講師です☆
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