１５万字の自分史から見えるもの　627

こんばんは

魂の女性成長支援　浅野塾の　浅野ヨシオです。

浅野塾の課題の中に、自分史を書くカリキュラムがあります。

ある書き方のフォーマットに従って書くのですがけっこう過酷です。

ある受講生から昨夜、提出された自分史は８７ページ・１５万６千１０６文字ありました。

ちょっとしたビジネス書２冊分くらいでしょうか。

その女性から課題提出の際に記載されていたメールには下記のような文言が書かれていました。

※ご本人が特定できないように、内容を曲げずに編集はしていますのでご了承ください。

＝＝＝＝＝＝＝＝(ここから)

自分史と向き合うこと自体、簡単なものではありませんでした。
思い出したくないこと、隠していた感情、今だからわかる気づかなかった想いなどに触れ、この数週間、ずっと重苦しかったです。
ストレスという表現が合っているかわかりませんが、何年かぶりに吹き出物も出来て、肌もボロボロです。子供が寝てから、クタクタの体にムチ打って夜中まで起きていたせいでしょうね。

自分でも、こんなにまじめに取り組んでおかしいんじゃないか？とも思いました。夫や子供に大迷惑をかけて、大丈夫なのか？と何度も思いました。

(中略)

でも、これだけの文書を書けたこと、自分から向き合うことから逃げなかったことで、少しだけ達成感や充実感を味わえました。
やりきった！という感じですね。

＝＝＝＝＝＝＝＝(ここまで)

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「今の自分を受け入れる」「徹底的にやりきる」

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このカリキュラムの意図は、自分のやってきたことの棚卸しです。

楽しかったことだけではなくきつかったこと、思い出したくないことも思い出すことになります。

本人にはつらいことかもしれませんが、その経験が人に役立つ経験であることも往々にしてあるからなんです。

それにもうひとつ意図があります。

それは「本当に成果が出るのか不安と戦いつつ、いつ終わるかわからないことをやりきる」忍耐力を磨く意味もあります。

時代の変化が早すぎるくらい早い昨今は、何が正解か不正解かころころ変わると言っても過言ではありませんよね。

それでもやると決めたなら不安になりながらも集中して動く力が必要なんです。

私も忙しい女性たちにこの課題を出すのはとてもつらいです。

睡眠不足でお肌ボロボロになりながら頑張る姿を目の当たりにしていますから。

それだけに修了後はたくさんいい思いをしてもらいたいなと思っています。

●
自分史ってただ書いただけですと、自分自身ではつかみきれないところがあるんですよね。
(というか読み返したくない人が多い)

８年間、数々の自分史を読んでいて気づくことですが、
どれひとつとして無駄な経験なんてないということです。

使い古された言葉に聞こえるかもしれませんが、事実なんです。

生まれてから現在に至るまでが活字化されているとその意味がよくわかります。

全部ちゃんとつながっている。

もしもひとつでも欠けてしまったら、私との出会いもなかったのだろうなとかね。

特に強みとなるようなことがわかるエピソードは、強いストレスがかかる体験のあとに生まれることが多く本人は忘れてしまっていることが多いんですよ。

それを見逃さないように読み込むのが私の仕事です。

読み込むにも時間がかかり、風呂はいるときや食事しながらも読むことになるので、
講師もちょっと過酷です、苦笑

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