今日はトコトコと映画館へ。
『英国王のスピーチ』を鑑賞。
ストーリーの展開は、最初はアルバート王子としての「演説」体験、
最後にジョージ6世としての重要な「戦争スピーチ」体験があり。
その2つの演説の間に、彼が「話し方」に対して努力を重ねて、
吃音症と向き合い、国民から愛される国王として成長していく
という構成。
数多くのドクターも治せなかった
吃音症アルバート王子(後のジョージ6世)が。
言語聴覚士であるオーストラリア出身のライオネル・ローグ
による、くだけた環境を作り出す独特な指導により。
吃音症を克服し。
最後は。
第二次世界大戦が始まった日に。
大英帝国全土に向けて国民を鼓舞するため。
緊急でラジオの生放送で行い。
多くの国民の気持をつかむ感動のスピーチを行うまでを描いた映画。
幼児期のつらい体験から吃音症となってコンプレックス
だらけだったアルバート王子を。
彼の気持を汲みとり、ときには厳しくときには励まして。
国王になることすら自信がなさげたった王子を。
彼のメンタルをケアしながら。
最後は堂々と国王として演説ができるまでにしてしまった
言語聴覚士のローグ。
彼のテクニックではなくて。
王子の持つ劣等感を感じ取って。
メンタルの部分から引き揚げていくスピーチ指導を見ていて。
涙が出ました。
話し方ってテクニックだけじゃ伝わらない。
その人の人生やその人の思いが調和して。
自分らしく話すことが。
「伝わるスピーチ」なんだなぁって思う。
こんな考え方を。
実践してスピーチ指導している人がいます。
矢野香さん。
NHKで現役のニュースキャスターとしても活躍しています。
彼女はスピーチ指導も行っていて。
彼女の指導の類まれなポイントは。
その人の「精神面」にフォーカスされてること。
ご自身がNHkから民法局に引き抜かれたとき。
彼女の真面目な性格からどうしてもハイテンションで誇張気味な
報道姿勢についていけず。
退社してしまったつらい経験を持っています。
そこで彼女は。
真面目な人がバカを見てはいけない。
真面目な人は「信用」を買うことができる最高の武器を持っている。
そんな思いから。
彼女は真面目な人から
その人の持っているポテンシャルを引き出してあげるための。
「話し方」「表情」「動作」の総合的な指導を行っていて。
話題になっています。
今は口コミだけで政治家や経営者。
そしてベストセラー作家までもが
彼女の指導を受けています。
その人の持っているスキルや思い・思想を。
うまく伝えられないということだけで。
その人の価値が損なわれている現実・・・。
冗舌な人だけがすごい人?
そんなことはありませんよね。
自分が語りたいこと伝えたいことが。
仮に言葉でなくてもいいのであれば。
しゃべる必要もないとも言えます。
矢野さんは。
巷に出回っている
話し方のノウハウやテクニック指導をするだけのような。
「メッキをかける」ような指導ではなくて。
その人の持っている素養を引き出して。
「最大限に伝わるように表現する」技術が抜群に優れています。
独特の滑舌の良さ。
みょうに通る声の
「アナウンサーしゃべり」ってありますよね。
浅野の知人には何人かアナウンサー出身の人がいますけど。
大抵の方はそんな「アナウンサーっぽい」しゃべり方を普段から
していて。
教わるにも敷居が高く感じてしまいますけど。
普段、彼女に会うと。
全くそんな気配がありません。
ほんわり話をします。
最初に彼女に会ったとき。
「ほんとにキャスターやってるんですか?」って
聞きなおそうと思ったくらいでした。
彼女はちょっと教えたらすぐにできるような。
もともとしゃべりのうまい器用な人には興味がなくて。
不器用な真面目な人を救いたいってよく言ってました。
彼女のもとには。
就職に悩む学生さんなどもやってきて。
彼女はそんな人たちにも。
熱く指導しているのを知っています。
矢野香さんは。
人それぞれが持っている
世の中の人には伝わっていない「埋もれた才能」を。
世に出すことをミッションにしています。
そんな彼女が。
ブログを立ち上げました。
↓
「信頼されるエグゼクティブのためのメディアトレーニングのコツ」
最近は東京電力の社長さんや。
焼肉えびすの社長さんが。
ちょっと厳しい会見をしてしまい。
世間の心の火に油を注いでしまっていますよね。
ここには書けないんですけど。
彼女から何が問題だったのか。
どう表現し、振る舞えば
国民のみなさんが安心できるスピーチになったのかを
聞きましたけど。
そのときはなるほどなぁと彼女の話し方表現法の「変態ぶり」(失礼)
に度肝を抜かれました。
そんな公の人たちが。
思いや考え・状況を正確に伝えれば。
多くの聞き手も安心する。
何もテレビやラジオだけではないですよね。
社長さんであれば社員の前でしゃべらなければならないし。
学校の先生だって人前でしゃべらなければならない。
就活生は面接官の前でも。
「公(おおやけ)」の場所って小さい大きいの違いだけであって
いくらでも存在する。
矢野さんはそんな幅広い層に指導が可能です。
浅野も初めてラジオ出演したときには。
彼女から教わったことを実践してきました。
初心者だからこそやってしまいそうなことを。
あらかじめ教えてくれました。
自分の声がマイクで拡幅されてしまうだけに伝わらなくなって
しまう、シロウトが陥りやすいこととか・・・
どうあらかじめメンタルマネジメントすれば。
緊張をコントロールできるかとか、
失敗したときに傷つかずに済むかとか。
たくさん教えてくれました。
ここに書き出したら「大河ドラマ」のようになるのでやめときます(笑)
人に伝えるための手法は彼女は浅野にとって、「先生」です。
彼女から指導を受けた時は。
「矢野さんも、たくさんつらい思いをしてここまで来たんだな」って
簡単に想像できました。
そんな心温まる。
本格的なスピーチレッスンを受けたい方は。
こちらのブログのメッセージから彼女にオファーしてくださいね。
↓
http://blog-imgs-52.fc2.com/a/s/a/asanoyoshio01/blog_import_50060ef58d6ab.jpg
人生変わりますよ。
_________________________________________________________________________
≪矢野香プロフィール≫
偏差値40台の地方女子大から
倍率250倍のNHKキャスターに合格。
日本テレビ系列局に引き抜かれるも、
自身の真面目な資質が民放の場に合わず半年で退社。
その後、結婚・育児・介護の
生活様式の変化に合わせNHKと雇用形式を交渉。
都度採用を勝ち取り、合計6回の入退局を繰り返す。
30歳が定年と言われる女性キャスター界の中で、
37歳の現在も現役を続行、NHKでキャスター歴15年目。
信頼される独自のキャスターワークで
番組視聴率20%超えを記録した実績を持つ。
大学院にて「他人が決める自己印象」を
心理学の見地から研究し、修士号取得。
全国各地の国立・私立大学就活生から
政治家・著者・経営者にまで
「仕事や人生で損をしない表現法」を指導。
相手に与える印象の分析・改善力に定評がある。
真面目で自己表現出来ずに
苦しむ人を救うことを使命とし、
他人からの信頼を獲得するための話し方・表情・動作の
総合的な指導が話題になり
NHK主催セミナーはキャンセル待ちが
出る程の人気となっている。
コメント