一昨日、「つらいわけじゃないけど耐久レースに似てるよね」
という記事を書きました。
花火のように一瞬だけぱっと目立つ生き方ではなく、日々の生活を幸せに暮らせる生き方を選ぶような人を例えたお話です。
(コチラがその記事です⇒ http://asanoyoshio.com/blog/?p=4393 )
その記事を読んだEさんからこんなメールをいただきました。
女性ならではの、切実な状況を垣間見ることができるのでシェアしますね。
※ご本人が特定できないように、内容を曲げずに編集はしていますのでご了承ください。
====(ここから)
浅野先生
こんばんは。いつもメール楽しみにしています。
「あなたはどんな人生を歩みたいですか」というメッセージ
今、それを考えているところでした。
あるセミナーを受講して、少しずつ行動しているところです。
でも、共に受講していた男性方のようには動けません。
なぜなら家族、実家のことがあるからです。
来月、浅野先生の講義を受講して、それから個人コンサルをお願いしたらいいのか、自分力養成講座を受講したほうがいいか決めようと考えています。
残りの人生悔いのないように自分で決めてチャレンジします。
そのためのサポートをしてくださるところ探しています。
====(ここまで)
Eさんのお気持ち、よくわかります。
彼女はサボっているのでしょうか?
やらない理由を並べているだけでしょうか?
男性から見ると「つべこべ言わないでやればいいのに」で終わってしまうことなのかもしれません。
ところが女性は、男性と「前提条件」が違います。
お子さんがいたり、ダンナさんがいると、彼らの都合を聞かないわけにはいきませんよね。義理父・母も加わる場合もある。
自分の行動の決済権に制限があります。
その状況下で、男性と同じか、それ以上をやるというのはウルトラCです。
もしも彼女たちがすべてお構いなしに自分を再優先して動き出したら、今までの家族という集合体がどうなっていくか想像がつくと思います。
それだけに私が女性を指導するときは、その人の背景や事情を必ず聞きます。
行動にブレーキをかけてしまう事情もあるからです。親族がいい顔をしなかったり、結婚適齢期に差し掛かっていたり・・・。
おもいっきりアクセルを踏み込めないそんな事情があります。
自分に集中できる時間に制限があるんです。
でもあきらめてしまったらそこで終わってしまいます。
まず、成功への架け橋をかけて、踏み固めながら、一歩一歩進むこと。
これに限るように思います。
周りを見ると焦る気持ちになりがちです。それを抑えるためにも、自分の過去を棚卸しして、自分のすべき道を言葉化する。自分力養成講座の中で行うことのひとつです。
今までもいろいろなことがありました。
息子さんが熱を出してその日の講義をお休みした人。遠足や運動会と講義の日が重なり、日焼けしたお顔で夕方前から参加した人。
みんなそれぞれの事情を受け止めながらがんばっていました。
私はそんな彼女たちに「サボってるね」なんて口が裂けても言えません。
Eさんは絶対に自分をあきらめないという強い意志をお持ちのようです。
そういう人は、ちゃんと見つめてあげればガンガン自分で動けるようになるんですよね。
このブログを読んでいるみなさんも何かのシガラミを抱えている方が多いのではないでしょうか?
時間がなくて、すべてが中途半端なような気がして自分を責めてしまうときもあるかもしれません。
でも安心してください。その心の葛藤は必ず自分の未来をつくる原動力になりますので。
真面目に頑張っている人たちがバカを見ちゃいけません。
幸せになっていただきたいです。
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