浅野の過去

浅野塾アドバンスコース2期生の受講生の声 泉綾子さん (神奈川県・OL) 

泉綾子さん(神奈川県・OL)
:浅野塾アドバンスコース2期生 

私が就職活動をした1999年は有効求人倍率が0.59、つまり「一人に対し一社」
の求人が出ない「超就職氷河期」であり、行きたい会社はことごとく落ち、自分
の本音をおさえつけ、不本意ながらも今の会社に入社しました。そのまま12年
間、ずっと愚痴を言いながらも、辞めずに勤め続けました。ただただ目の前の
ミッションをこなすために激務を続け、自分のほとんどの時間を仕事に割り当
ててきました。

やがて世間や周囲は、私のような独身女性を「負け犬」と称し、嘲笑しはじめ
ました。「結婚して、子供をもち、家事を分担してくれるステキな旦那様をもち、
かわいい妻でありママであり、仕事も続けて、おしゃれなおうちに住むこと。
それが幸せ」メディアが煽りたてるこのようなライフスタイルこそ、21世紀最大
の女性への呪いではないかと私は思っているのですが(笑)、見事この呪いに
かかっていた私は、自分らしく生きるという最も大事なことを忘れ、ただただ今
の自分をみじめに思い、恥じていたのです。

とはいえ、「仕事は辞めたいけど私には(転職や起業が出来るような)強みが
何もない」という考えと、既得権益層のしがらみをイヤというほど味わっていた
のに「大企業にいればなんだかんだで安心」という古い固定観念が、終わりな
いせめぎあいを続けていたのです。
本当になりたい自分は何か、という答えを見つけ出そうともしなかったのです。

やがて、私自身は企業の中で飛びぬけて有能というわけでもない、会社から特
別に評価をされたこともないので、出世スゴロクにもいよいよ乗れないんだ、と
いうことも身に沁みて分かってきた頃、どこかで人生を変えなければずっとこの
ままだ、と思い始めました。
女性がリアルに「生きていく」ためには、仕事は続ける必要がありますし、仕事は
自己実現の場でもあると思います。しかし私の場合、12年間を仕事に割いてき
たのに、自分には誇れる成果も価値も作れなかった。「あなたは社会に必要だ」
とは、誰も言ってくれない。それがわかっていながら、ずっと現状維持を続けるし
かなかった自分から、いい加減卒業したくなりました。

そんな孤独な日々の中で、浅野塾を見つけました。「あなたが成りうる最高のあ
なたになっていこう」このキャッチコピーは私の心をわしづかみにしました。誰か
の真似ではない、最高のオリジナルな自分を引き出したいというのは、そのとき
の私の願望そのものだったからです。

4ヶ月間の講座は、実はあまり辛くはありませんでした。何しろ、浅野先生の講義
はものすごく楽しい。どこかのスクールで勉強した理論ではなく、コンプレッ
クス
の塊だったご自身の経験から培った全てのメソッドが講義に練りこま
れているの
で、薄っぺらい感じがしませんし、「こんなの、この人だから出
来ることでしょ」な
んていう醒めた気持ちにもなりません。
浅野先生は決してスーパーマンではなく、
それをあけっぴろげにしていらっしゃいます。だから、上から目線ではないのです。
時折厳しいこともおっしゃっていましたが、全ては受講生の成長を願ってのことで
あり、私は先生の本気を感じられたので、むしろ嬉しくもありました。

講義のほかに課題が出され、初めて自分というものに真剣に向き合い、
本気で掘
り起こす作業をひたすら繰り返しました。
しかしこれも、楽しくて仕
方なかったです。
もちろん自身の仕事をきちんとこなしながら両立させる必要があったので、先生か
ら出される課題をこなす時間を確保するのに四苦八苦しましたが、全部自分のた
めであり、自分のために自分の時間を使うというなんともいえない贅沢な感覚を始
めて味わったような気がしました。
ストイックな作業が続きましたが、浅野先生がご
自身のプライベート時間(休日やサウナタイムなど)も削って付き合ってくださいまし
たし、時には先生の行動力で驚くことまでしていただき、言葉だけではない真剣さ
が伝わり、胸が熱くなりました。

それに、一緒に前を見ている仲間の顔を思い浮かべていたら、あっという間に4ヶ
月間が過ぎてしまった、という感覚です。
私には、絶対に思い出したくない過去があり、それらを無かったことにして
今まで生きてきました。しかし、今回「自分史」を書くという課題において、初
めて正面からその過去に向き合うことにしました。その結果、思い出したくな
い過去の出来事を機に、実は自分にはゆるぎない力がついていたのだ、とい
うことを知ったのです。「私は社会に必要なんだ」と、おごらずに、等身大の
自分に対して肯定することができるようになりました。
これも、浅野先生に導き
出してもらったおかげです。自分ひとりでやっていたら、
過去の傷をむやみに掘り返し、しばらく眺めて、また扉を閉じただけで終わってい
たことと思います。

おまけに、浅野先生に自分の過去やどす黒い本音を吐露した
時点で、ものすごいスッキリとした癒しを感じてしまいました(
笑)。先生には、
なんでも話してしまえる包容力があります。

胸をかきむしられるぐらいの、心が叫び出すほどの孤独の中で、偶然にも浅
野塾を知りました。
浅野塾に入って自分自身のありのままを突きつけられ、自分自身を引っ
張り出す作業
を、繰り返せる力があるんだとわかりました。
そして、自分に自信がないという時期を経てこそ、出会えたものがあった
んだ、というこ
とがわかりました。ここに生きている自分を、ありのまま肯
定すること。

成功したえらい人・すてきな女性の生き方を借用するのではなく。
自分の声をじっと聴くこと。
諦めないで、自分らしさを表現すること。
それを、コツコツ積み重ね、またもがき続けることをいとわない。
それが、これからの人生でも、自分の味方になってくれる自分の力です。

卒業した今、目の前にいる誰かたった一人の人を救うために行動して、
幸せにしてあげ
たい。自分の力を堂々と発信して、新たなミッションに
向けて走り出したいと思います。

私のような女性は、大勢いると思います。

声無き声を、浅野先生は拾ってくださいます。
世間が決める枠にはまることができなかった私のような女性、自分だけの幸
せを見つけたい女性に、浅野塾を心からお勧めします。

■泉 綾子 紹介文 (ソウルシート)
1978年生まれ。
仲間外れを繰り返す友人関係に悩み、顔色から相手の喜ぶキャラクター
を演じ分ける幼少期を過ごす。早稲田大学卒業後、企業の求める人物像
に沿って表に出す自分を的確に使い分け、競争倍率30倍超とされるNTT
データに入社。
30年前の化石化した旧バンキングシステムを最新式に再構築する事業に
配属されるも、設計書が存在しない状況に直面。
生き字引化した気難しい社員から知識を引き出し、設計内容を紐解き、全
国500以上の金融機関へ365日フル稼働する新システム移行を実現。
資料やマニュアルに残っていない情報を聞き出す技術を駆使し、130社
の企業を調査。
実現不可能と言われた複雑な外為法遵守業務を簡略化するWEBサイト
を商品化。商品説明を行わない独自の営業スタイルを構築し、販売開始
2年で年商10兆円超の大企業を含む4社から総計2億円超の受注を獲得。
企業内に眠る埋もれた職能を活かし巨大ビジネスを動かす仕掛け人として
期待される。

□泉綾子ブログ 『VITAL LIFE』
http://izutan.blogspot.jp

□泉綾子さんが受講中に書いた浅野塾受講中の思い

自分に向き合わないといけない時が来ました。
泉綾子のCSV活動記。社会貢献、ビジネス、営業、IT、ソリューション。
本当のConnecting the Dots 作業をしました
泉綾子のCSV活動記。社会貢献、ビジネス、営業、IT、ソリューション。

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