浅野の過去

強みがないのは最強の強み

先日、助産師になりたいという大学2年生の
医科歯科大に通う女性に会いました。
初対面の彼女は緊張した面持ちでパソコンを
広げパワポで自己紹介してくれた。

今迄色々な人に会ったけれど、二人しか
いないのにパワポ使って自己紹介する人に
初めて出会った。

ケタケタ笑って彼女にそう伝えると、

「うまく話せないかもしれないし、
自分のことをわかっていただこうと思って・・・」

と彼女。

そう言われたときに、今の状況を客観的に考えてみた。
19歳の女子学生が44歳の著者・講師の男性にアポをとって
自分の意志を伝えようとすること。

相当な勇気も覚悟もいるはず。

少なくとも自分が19歳の頃に出来たか?

答えはNo。

あの頃にそんなパワー自分に無かった。

そう考えたら敬意を感じた。

彼女は今、50人に会って自分のやろうとしている
プロジェクトの説明をすることを自ら課しているそうです。

企画は正直言ってちょっと拙いものではありました。

でも行動に移しているのがスゴイ。

彼女自身もこの行動が何を生み出すかわからないのに
頑張っている。

それが伝わってきた。

思えば私も自分が著者になる前、著者の方にメールをして
会って欲しいとお願いしたことがあった。

大阪・和歌山に会いに行ったこともある。

「本当に東京から来るの?」と驚かれた。

朝しか時間が無いというので午前7時に大阪に着くために
徹夜で車を運転して会いに行ったことがあった。

それでもワクワクしたし、会ってくれてすごくうれしかった。

すごく親切に親身になって話を聞いてくれた。

彼女に会って話を聞いたときに、そのころの自分を思い出していました。

実績もなにもない頃っていい。

バカにされても当たり前。

失敗して笑われるのは慣れてる。

だったら思い切ってやってみよう。

失敗しても失うもの無いしっていう開き直りのような


「無敵感」
があった。

熱意しか自分の売りが無くて、それを必死になって伝えていたころ。

心を無にして全力で出来た。

実績がない・知識も無いからこそ出来た。

彼女がご自身のブログでこう書いていました。

_________________________

わたしは19歳のただの看護大生です。特別頭が良いわけでも
外見が良いわけでもなく、何も抜きん出たものがない普通の
女子大生。
唯一人に負けないものといったら野望と熱意があることくらい。
でも、社会的に見たらまだまだひよっこで当然のことながら
実績も経験も皆無に等しい。それなのに、
在学中私にしかできないことをやりたいなんて寝言を言ってる
夢見る女の子です。

私はずっと普通=強みのないことと思ってきました。
人と同じことが嫌で心の中ではいつも私は普通とは違うんだ!!
と思いながらもいたって普通。普通でいいじゃん!
とみんなから言われるけどそれがなぜかいやで自分はもっと出
来るんだ!って常に変な自信があって毎日毎日背伸びをして
理想の自分と終わりのない追いかけっこをしていたような気がし
ます。

でも、浅野さんにお会いして”19歳で、看護大生で、助産師を目指
してる。まだ実績も何もないからこそ何にでも挑戦して行ける。
失敗しても『学生だから、、』
成功したら『学生なのに!!』
強みのないことが最大の強み。
あなたは強みの宝庫だ。
私と身体を入れ替えて欲しいくらいだよ~笑”
と言われ
え???
そんな風に考える人っているんだ。衝撃を受けました。
でも、これはわたし以外の人でも
同じようなことを思ってる人がいるのではと思います。
同じフィールドで考えるから自分は人と同じもしくはそれ以下だって
思うわけで違う角度からみると弱みだと思っていたことが強みになる。

浅野さんの言葉が胸に響きました。

_________________________

(※ここまで)

彼女の記事にある

『毎日毎日背伸びをして
理想の自分と終わりのない追いかけっこ』

いい言葉ですね。


これが出来るって素晴らしい。

彼女がある著者が書いた本に書かれた
ことを実践しているノートを見せてくれた。

びっしり小さな文字が書き込まれていた。

こういう人を応援したい。

どうなるかわからなくても、考えられることは100%
やっているという人。

言葉だけではなく行動ににじみ出る人。

人の心を動かすってこういうことでは
ないだろうか。

その中に不足があるところに手を差し伸べたくなる。

彼女は学費のみご両親から頂いてあとは奨学金
とアルバイトで生活しているとのこと。

なぜ彼女

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