自分にとってどういった状態が、ワークライフバランスがとれていることなのかわからないです。
自分にとってのワークライフバランスを知る基準を知りたい。
ワークライフバランスをとるために自分にできることって何でしょうか?
そんな疑問に答えます。
本記事では、自分にとってどういった状態が、ワークライフバランスがとれていることなのかわかります。
ワークライフバランスがとれた自分になる方法についても解説します。
この記事を書いている私は通算12年間、延べ2000人の強みを作り続けてきました。
自分の強みを活かした起業や転職の実現や、仕事を楽しめる女性を生み出す支援活動を行っています。
ワークライフバランスについてストレスを感じている女性たちを多く見てきました。
※詳しくは私の自己紹介ページをご覧ください。
ワークライフバランスをとるために自分ができること
結論から言います。
・自分にとってのワークライフバランスがとれた状態を知ること。
・自分にとってのワークライフバランスのとれた働き方に変え続けること。
の2つです。
その詳しい解説の前に、「ワークライフバランス」の意味や社会の状況についてお話します。
これを知っておかないと、やる気も出ないと思うので。
ワークライフバランスとはそもそもなに?
ワークライフバランスとは内閣府のサイトによると「仕事と生活の調和」という言葉で表現されています。
もっとわかりやすく表現すれば仕事と生活のバランスを考えて行動し、両方とも充実した人生をおくろうねということです。
《ワークライフバランス》日本では少子化対策・男女共同参画の文脈で語られることが多いが、出生率向上・男女均等政策のみならず、労働時間政策、非正規労働者政策など働き方の全般的な改革に関わる。
2007年(平成19年)12月18日、政府、地方公共団体、経済界、労働界の合意により、「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」が策定され[9]、現在、官民を挙げて様々な取組が進められている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
自分の時間を持つことが難しいワークライフバランスの社会状況
ワークライフバランスについての情報として、自分の時間を持つことがいかに実現しにくいのかを示す統計データがあります。
内閣府の調査によると、「地域・個人の生活を優先」という生活を実際に実現できたのは3%以下です。
「正社員・女性」では、「「仕事」を優先」が 42.8%で最も高い。
次いで「「仕事」と「家庭生活」をともに優先」が 21.4%です。
出典:内閣府:http://wwwa.cao.go.jp/wlb/research/wlb_h3103/3.pdf
なぜ会社や政府ががんばってもワークライフバランスが実現しにくいのか?
会社や政府があれこれ施策をしているにも関わらず約半数の人がワークライフバランスを実現していないです。
その理由としては「ワークライフバランスと一口に言っても、個人差ありすぎ」だからです。
同じ労働量でも、Aさんにとっては「働きすぎよ」と思っても、Bさんにとっては「もっと働きたい」なんてことも多々あるでしょう。
ワークライフバランスというのは自分の感覚値によるものでしかないと思ってくださいね。
自分が満足できるのであれば、それが自分に合ったワークライフバランス状態であるということです。
自分にとってのワークライフバランスがとれた状態を知るコツ
自分にとってのワークライフバランスがとれた状態を知るコツ。
それは「一週間のうちに何日働きたいですか?」と自分に問うてみることです。
私の塾では、必ずこの質問を投げかけています。
バリキャリの管理職女性で仕事が命みたいに見えるAさん。
彼女からは「週2日くらいが理想なんです~♪ あとは本読んでひこきもっていたい」なんて答えが返ってきました。
一方、おっとりした性格の事務職Bさんは「ダンナの収入が不安定なので私が毎日でも働きたい!」という回答でした。(ダンナさんが大好きだそうです)
外から見た感じでは一切わからないものですよ。
一週間のうちに何日働きたいかで、その人それぞれの仕事の生活の割合がわかります。
という公式が成り立ちます。
週5日働きたい人は自分の70%くらいを仕事に振り分けたい人(5日÷7日≒70%)となる。
週3日の人は自分の40%くらいを仕事に振り分けたい人(3日÷7日≒40)となりますね。
ライフステージの変化によって自分にとってのワークライフバランスは変わる
自分にとってのワークライフバランスの感覚はライフステージの変化によっても変わってくるでしょう。
独身、結婚後、出産後、育児中などの変化によって自分の希望するワークライフバランスが変わるということです。
20代独身で仕事を覚えたいときは、会社が休みの日でも働きたいと思うときがあるかもしれませんね。
しかし結婚して出産すれば「子どもといっしょにいる時間を増やしたい」と気持ちが変化し、仕事は週1、2回で充分と思うかもしれません。
そこで、おすすめするのは自分にとっての「ワークライフバランスのとれた働き方」に変え続けるということです。
自分にとってのワークライフバランスのとれた働き方に変え続けるってどういうことですか?
自分でできる働き方改革!「ワークライフバランスのとれた働き方に変え続ける」
「ワークライフバランスのとれた働き方に変え続ける」とは、働く形態にこだわらない生き方にシフトするということです。
自分にとってのワークライフバランスがとれた状態を知ったのち、その状態に近づくアルバイト、会社員、業務委託、起業・・・など働く形態も、その都度に変えていくということです。
私の塾に通う方の中にも、
フリーランス→会社員という道をたどっている女性もいます。
出産後に不規則な仕事をするより、安定した収入を得て子どもたちとの時間を大切にしたい。
そんな気持ちから働く形態を変えました。
収入は減ったそうですが、めちゃめちゃ幸せだと言ってましたよ。
育児をしながらゆっくり起業の準備もすすめるそうです。
自分でできるワークライフバランスの取り組み方
自分でできるワークライフバランスの取り組み方として、以下のようなものが考えられます。
アルバイト
人材派遣・契約社員
時短勤務
業務委託(フリーランス)
転職
副業
週末起業
起業
このときに大切なのは、どれかひとつに絞る必要もないということです。
アルバイトをしながら、副業をこなすというもの全然アリです。
自分にとって大切なものは何かを考えながら組み合わせていけば良いでしょう。
ワークライフバランスについて自分の意見を強く持とう
ワークライフバランスを考えるのであれば自分の意見(尺度)をハッキリ持つことが大切です。
「私は今は働かない。子育てに集中。無職でもぜんぜんOK!」なんてときがあってもかまわないのです。
自分にとってのワークライフバランスについての意見は、誰かに決めてもらうものでもない。
あなた自身の心からあふれでる思いにほかならないのですから。
それでは楽しいワークライフバランス生活をお楽しみくださいね!
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