私は大した経験もないので先に進めず、やりたいことがあっても前に進めません。
どうしたら行動できるようになるでしょうか?
そんな疑問に答えます。
本記事を読むと、経験ない人でも自信を持って行動できるようになります。未経験者にしかない「強み」というものがあります。
未経験なことも怖くなくなり、転職や起業にも役立つことまで詳しく解説します。
本記事を書いている私はこれまで通算12年間、延べ2000人の起業や転職に役立つ強みを作り続けてきました。
今はこんな本を書いたりして楽しく生きてます。
(※商業出版です。自費出版ではありません)
私自身もまったくの未経験から講師になりました。※詳しくは私の自己紹介ページをご覧ください。
経験ないことにサクサク挑戦する方法【未経験者の武器を知る】
新しいことに挑戦するとき勇気いりますよね。転職、起業、スキルアップの勉強など年齢を重ねるたびに挑戦できなくなる人も少なくありません。
でも本当は未経験者ならではの強みというものがある。順を追って解説しますね。
経験がないと怖くなる理由
「失敗がこわい」「人の目が気になる」「信頼を失いそう」「みっともない」という理由のいずれかが頭に浮かぶのではないでしょうか。
経験がないから怖いって普通の感覚だと思いますよ。
失敗を無くす方法
ここで「失敗とはなにか?」を一度考え直してみましょう。辞書によると「やってみたが、うまくいかないこと。しそこなうこと。やりそこない。しくじり。」とあります。
ただ、
経験がない人の唯一無二の強みとは?
経験ない人だけにある特権のような強みがあります。それは「常識を知らない」こと。
上級者レベルなのか初心者レベルなのかの判別もつきません。ですので、始めようとしていることの常識に縛られないのです。
私が初めて講師として登壇したとき、受講生が支払う受講料は20万円弱の講座でした。業務委託(雇われ講師みたいな感じ)なので金額は主催者が決めています。
そもそもセミナーの相場観もよくわからなかったのはまぁそんなものなのかなという感じでスタートしました。あれこれ知ったあとでは怖くなり身動きとれなかったかもです。
経験がないことでも挑戦するにはどうすればいい?
「失敗値から集めよう」くらいの気持ちで挑む。
失敗値とは「こうするとうまくいかない」「何が自分に足りないかを理解する」経験値のことを言います。失敗値はこれから何をすればいいかを知らしめてくれます。
あまり最初は期待せず、何が起こっても心が動かないようにすること。初期の失敗の数々を標準だと思えば挫折を予防することもできます。
とにかく謙虚に。ゼロ・リセット思考で
「経験ないのだから失敗してあたりまえ。教わったことを全部吸収しよう」と謙虚な姿勢で挑むことです。
年齢を重ねた人は人生いろいろ経験しているでしょうけれど、ここはあえてすべて忘れ去るゼロ・リセットくらいの気持ちでOK。
「アウトプットを前提」に経験を積むと考えよう
経験ないことに挑戦するときは、アウトプットを前提にすると挫折しづらいです。
たとえばサロンを個人経営したいと思う人が、大手サロンに就職してエステティシャンの技術を学ぶというのはアウトプット前提ですよね。
経験のないことで起業や転職するための心構え
若ければ若さが武器になりますが、30代過ぎてからの転職などはそれなりの苦戦が予想されますよね。
経験ないとするならなおさらです。
無料でもいいから働かせて欲しい。アルバイトからの採用で働かせて欲しいくらいで挑むことです。
まずは経験を買いにいくと思うと、しばらく安い賃金で働いたとしてもがんばることはできるでしょう。お金をもらって学べるセミナーだと思うといいかも。
私が業務委託としてやっていた講師の仕事は3年ほどになりますけれど、報酬は微々たるものでした。4ヶ月で10万円そこそこくらいでしたね。
しかしその3年があったからこそ自主開催もできるようになりました。アウトプット前提で働けばもとは取り返せます。
本気はあとからついてくる。
やりたいことが思いつかないという人もいるかと思います。もしも「これだ!」というものが見つからないのであれば「これならできそうかな」くらいのテンションのものから始めるといいです。
私の塾の受講生たちを見ていても、経験ないことを始めたときは最初は不安なこともあり、始めの行動はにぶい傾向を感じます。
しかし「1回目の小さな成功」を勝ち取るまでがんばると、その後にやる気スイッチがオンになり突っ走るという傾向
を見受けられます。
うまくいくまでの流れを思い出せば怖さは消える
「経験ない」と思うことがあったとしても、これまで生きてきた中で何もしてこなかった人はまずいないでしょう。
どんなことでもいい。自分のこれまで身につけてきたことを思い返してほしいのです。
例えば部活動のときのこと。最初は下手で基礎練習や反復練習ばかりしていたのではないでしょうか?
その後に下手ながらも実践練習や練習試合を重ねて次第に技術が上がっていくみたいな。
この原理原則はなにをやっても同じです。
「あのとき」に実は経験しているはずです。まったく経験ないわけではない。何かを身に着けた経験はあるはず。イチからの積み上げを年齢に関わらずやっていきましょう。
「知っている」と「できる」の違いに気づきましょう
年齢を重ねると、本を読んだりセミナーで知識を学べば瞬間的にできたような錯覚に陥りがちです。しかしながら「知っている」と「できる」は天と地ほどの差があります。
勉強はそこそこ。一日も早く行動が鉄則です。
仕事も何もみな同じです。
「もっと経験を積んでからやります」という人に伸びた人はいない
今すぐやらない理由として「もっと経験を積んでからやります」というフレーズを耳にすることがあります。このフレーズを口にする人で伸びていった人を見たことはないです。
経験はやってみないと積めないからです。失敗から学ぶ思考がない証拠みたいなもの。
ニワトリが先か卵が先かではありませんけれど、ちょっとおかしな原理なのです。
本来の強みを発見すると未経験なことも怖くない
本来の強みを知っておけば、経験ないことにチャレンジするときの心の防波堤になります。本来の強みとは「自分のあたりまえの中にある高価値な強み」のこと。
こちらの本によると
興味のないことを無理やり学ばされる場合には、熱中できることを学ぶときに得られる情報の10分の1しか吸収できない。 (中略)つまり自分の強みがある分野で勝負することが大切なのだ。
引用:シリコンバレー式超ライフハック
楽しく仕事をしたいなら自分の中にある本来の強みを見つけよう にも書いたのですが、本来の強みとは自分の中にある隠れた資産です。使わない手はないですよね。
こちらの講座でも本来の強みについて深く学べます。
経験ないことに挑戦するって浪漫飛行です
経験ないことを始めるときはドキドキしますよね。
私もビビりなのでいつもたじろぐ自分がいます。でも何回か経験ないことに挑戦していたことで気づいたことがあります。
それは
今まで会ったこともなかった人に会えたり、行ったことがないところに行けたりと自分の世界の広がりを感じるようになります。
経験ないことに挑戦することは、想像し得なかった世界の広がる浪漫飛行のようなものですよ。
以上となります。この記事があなたの背中を押す手助けになれたらうれしいです。
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