浅野の過去

専業主婦が、人気不動産会社に転職できた理由

先日、自分力養成講座第5期卒業生の同窓会
に出席しました。

厳しいカリキュラムを乗り切った人は、いつも
つるつるのむき卵のような顔になる。

きれいになるのがとても不思議。
女性はそれだけ、メンタルが表情に表れるんですね。

さて、その中で、在塾中は専業主婦。
今はバリバリの不動産会社の営業職という
女性がいます。

中屋香織さん。

浅野塾自分力講座5期2回目 062
(※受講生の頃の中屋さん(右)の画像)

個性的な物件のみを扱う不動産仲介会社
「東京R不動産」の営業ウーマンとして働いています。


彼女はどうしてもここで働きたいという

強い動機がありました。

この会社の社長が書いた本を読み、
「ここで働きたい!」と強く思ったのです。

そのときから2年経ち、今があります。

しかし、
彼女は専業主婦の身分でした。

でも、この会社で働きたいという気持ちは
拭い去ることができず、浅野塾にやってきた人です。


東京R不動産は、聞くところによると、
就職希望者も多く、
なかなか内定をもらうのは難しいとのこと。

年に一人採用するかどうか。

でも、そのハードルに彼女は挑みました。

そして、

浅野塾を卒業後、僅か3ヶ月で内定をもぎ取った。



内定を取るには

「800字程度の自己紹介文と、面接」

その2つをクリアする必要がありました。

彼女が内定を取るために何をしたのか。

ご本人の了解を得たので紹介します。


まずひとつ。
「自分の強みと実績」を洗い出しました。

彼女の前職は、仕入れたマンションをリフォームし、
販売する会社の営業をしていました。

その当時、どのような結果を出したのかを検証しまくると、
「利益率ナンバー1」の実績があることがわかりました。

しかしながら本人はそれを実績と思っていません。

なぜなら、「売り上げ」ナンバー1ではないからです。
売り上げだけを基準に考えると、
彼女よりも数字の良い営業マンがいたんです。


実は、
お勤めの頃、彼女は「利益率」にこだわりました。

なぜかと言うと、売り上げだけ上げることに、
彼女的に違和感を持っていたからです。

簡単に言えば、
「1000万円で仕入れたものを1000万円で売ったって何の意味が
あるの?」という感覚です。

そんな気持ちをもっていた中屋さん。前職ではかなり厳しい対応をされたことも
ありました。

それだけに、彼女は浅野塾に来るまでは、その価値がわからなかった
んです

これはよくあるケースなのですが、選りすぐりのメンバーの中にいたり
すると、自分の評価を低く見積もってしまう。
他の業界の人から見たら、驚くようなことが出来る人であっても
「もっとすごいひとがいるよ」とスイッチが入り、自分の実績を
記憶から消し去ってしまいがちなんですよね。

さらに、
「利益率ナンバー1を取るにはどんなことをしてきたの?」と当時、彼女に
聞いたのをよく覚えています。

彼女は徹底的にユーザーの好みや傾向を調べ上げて、物件のリフォーム
をしました。

特に女性をターゲットにすることが得意だったそうで、動線重視の間取りにするなど、
きめ細やかなリフォームをしたそうです。


予算が多少オーバーしたところで、物件が高く売れればそのほうがいい。
彼女はそう考えて自分の姿勢を貫いた人です。

彼女が手をかけた物件はたちまち人気になり、
購入の申し込みが2~3件現れることも少なくなかった。

そんな実績を持つ人でした。

それでも前職の会社で、そこは高い評価を受けなかったので、
中屋さん自身もそれが価値あるものと気づきません。

これが彼女の強みになり、実績になる。
それに気づいた彼女は面接や自己紹介文でそこを

説明しました。

さて、続き。

彼女が内定を取るために何をしたのか。

ふたつ目は「弱みを伝える」です。

彼女は小さなお子さんがいます。そして、旦那さんも仕事をしている。
更に彼女は4月頃に乳がんの手術もした。

自分を取り巻く環境から、土日も休むことがあるということを
しっかりと面接の段階で会社に伝えています。

なかなか出来ることではありませんが、もしもそれを隠して
内定を取ったところで、彼女は幸せな働き方はできない。
そう思ったのかもしれませんね。

弱みを説明するときに、ビクビクした話し方をするのか、
それを上回ることができるよという雰囲気を
かもし出して話をするのとではまったく結果は変わってくる。

彼女もそれはわかっていたのだと思います。

何より、良いところだけ語るよりも、信憑性増しますよね。

ここも大切なポイントですね。

最後に、「「感情」「理性」の両面に訴える」

彼女は、実績や強み・弱みの他に、
2年前に出会った書籍の話や、彼女の将来ビジョン。

(※将来、彼女は老人福祉の充実した住宅コミュニティを
作ろうとしています)

それをしっかりと会社に伝えた。

伝えられた方は、

「この人はそんじょそこらの営業とはわけが違うな」と思う。


筋金入りの人物だとイメージが沸く。

彼女は感性がとても豊かな人です。


感情をうまく使い、理論だけでは生まれない説得力を生みました。

今、彼女は新しい職場で楽しみながら、壁にぶつかりながら仕事を
しています。最高の自分を求めて、来年も突っ走ることでしょう。

なんでも入社してすぐに2件の契約を受注したそうです。

彼女はここで、「入社してから最短日数で契約とった女性」
となったそうです。

実績っておもしろいでしょう?意識していけばこうやって
ナンバー1の領域がわさわさ出るんですよ。

彼女のここまでの流れを聞くと、

自分の強みを見つけることが大切なのではなく、それをどう使うのか
が大事だということがわかりますね。

専業主婦であった彼女が面接を乗り切り、就職を決めたのは
何より「将来性」が評価されたと私は思います。

それをイメージさせた彼女は、さすがだと思います。

彼女からいただいたこの名刺。

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2年の思いののった重みがありますね。

来年開講の自分力養成講座でも、

彼女のことは実例としてカリキュラムに
していきたいと思います。

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≪1月開講≫
『女性のための「自分力」養成講座』 第7期
只今募集中。
「残席2」となっています。

第1回平成27年1月24日(土)10:00~16:30
第2回平成27年2月7日(土)10:00~16:30
第3回平成27年3月7日(土)10:00~16:30
第4回平成27年4月11日(土)10:00~16:30

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