浅野の過去

ダイビングと新しい自分との出会い

先日、スキューバダイビングなるものを初体験。
場所は神奈川県の真鶴半島。

今まで全く興味が無かった。そもそもキャラじゃない。
スキューバダイビングというのはスタイリッシュな
かっこいい人がやるものではないのか??

そう思っておりました。

 

ところが。

浅野塾の卒業生・谷口智子さんの、
あるメールメッセージに惹かれ、やってみようと
いう気になりました。

「「生きている」ことを実感できるんですよね。」

という言葉。

ちなみに、彼女の職業は看護師です。

看護専門学校を卒業後、救命センター後方病棟
に配属されたのを皮切りに、脳神経外科から循環器疾患まで
総数11科に渡る患者を看続け、
現在は新生児の集中治療室で仕事をしています。

これまで600人以上の生死に関わり、
7年で延べ2000人以上の患者・家族
に向き合ってきた人です。

そんな人が「生きることを実感できる」って言うんですから、
これは何か意味がある。

そう思ってこのお誘いにのってみようと思いました。

彼女はマイ・ウェットスーツ持っていてかっこいい。

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小学校4年生の頃からやっているんですものね。

ベテランです。
さて、実際に水の中に入ると、
ふわふわした状態の中に
身を置くことになるということがわかりました。
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目の前で多くの魚が泳いでる。
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仕事のことも、何もかも忘れている心境。

ここでは地位も役職も年齢も性別もない。

息を吸う・吐くを繰り返す音・・・。

素の状態の自分。

これが彼女の言う「生きることを実感できる」ということではないか
と解釈しました。

彼女が小学生のころから通うダイビングショップにお世話になりましたが、
代表の方に、とても興味深い話を聞きました。

「人生の節目のとき、潜りに来る人が多い」というお話。

そのショップは女性客が8割以上を占めるそうですが、

結婚・転職・就職や離婚・・・なんていうことが直近に起こった
人が、くる確率が高いそうです。

又、30年そのショップは続いているそうですが、
時代の変化によって、お客さんの層が
様変わりするとのこと。

ストレスの多くかかる仕事の人が、潜りに来るように
なるという話も聞きました。

少し前の時代はIT関係の仕事に就いている人が多かったそうです。

今は看護師さんは多いとも言ってましたね。

これは、その時代の最先端の「ストレス度の高い仕事」
がわかるということですよね。

いつも思う事ですが、自分が興味あるものだけをやっていても、
自分の中の新しい自分に出会い難いです。

今回、頭の片隅にも無かったダイビングの世界をかじってみただけで、
自分の感情を大いに揺さぶることができました。

この日に一緒に潜ったのは、他に、今どきっぽい緩い感じの
平成生まれの歯科衛生士・警察署で仕事をしている女性を始め、
今まで身近にいたことがないような人たちに出逢った。

そして、ダイビングをやろうという人に、不幸のどん底の
人はまずいないですよね。それなりに恵まれている人が集まっている
ように思う。

更に、潜り終わった後にバッチリメイクしてヒラヒラスカート履いている
女性と、50代後半のおじさんが、いっしょに楽しんでいる空間
というのもなかなかない。
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そんなキャラも仕事も何もかも違う人たちと、話をしていると

こんな考え方をするのかと、驚くような会話が展開されて

いく。

生きるということは、だれと共に時間を共有するのかとも言え
るのではないでしょうかね。

この中には、不幸そうな人はいませんでした。

谷口さんの言う「生きている」ことを実感する」という
ひと言は、とても深い言葉のように思います。

まとめですけど、
新しい自分に出会いたくなったら、

「自分がネットサーフィンしていて、
絶対に見ないであろうページにいる世界へのお誘い」

はノッてみるといいです。

そこに大きな気づきと、何か自分の将来に役に立つ情報と可能性
が潜んでいますよ。

私は普段、絶対にスキューバダイビングのサイトを見ることは
ないです。だから参加してみようと思ったんですよね。

収穫の多い一日でした。

また機会があれば潜ってみたいですね。

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