先日、NHK「プロフェッショナル」で、
天皇陛下の心臓バイパス手術を行った
心臓外科医の天野篤さんのドキュメントを
放送していました。
(参考):http://www.nhk.or.jp/professional/2012/0514/index.html
心臓外科医は、通常年間では50件程度の手術を行うのが
平均らしいのですが、
彼は400件以上行っているそうで、多い日は1日4件。
病院で寝泊まりしているシーンも映し出されていました。
それだけ天野さんを頼りにしている重症患者がいるということでも
ありますけど、なぜここまで出来るのか。
それはお父さまを亡くしていることが大きく関係しています。若い頃、
第一助手として立った父親の心臓手術。心臓に縫い付けた人工弁
の糸が1本緩み、それがきっかけとなって、お父さまを亡くしてしまった
という経験をお持ちです。
お父さまの形見になってしまった人工弁を今でも机の中に
しまっていて、
「父にほめられたいからがんばっている」とボソッとお話をされていた
のが印象的でした。
今でもその像を追い求めて、ストイックにも見えるくらい、心臓バイパス手術
に燃えていらっしゃるのです。
浅野塾では、カリキュラムのひとつとして、
自分が力を出す時の源を「原動力」と呼び、受講生に自分のルーツの
中から探させるようにしています。
天野さんのような例はわかりやすいのですが、なかなか自分自身の
中で探し出すのは難しいものです。過去の記憶を掘り下げていく
作業が必要。
でもこの湧き上がる力の源がわかれば、他を圧倒する力を「気づかぬうちに」
発揮できるようになります。
自分力養成の際にこれを見つけ出していくのは
必ず通らなければならないプロセスでもあります。
今日は浅野塾アドバンスコース3期生の第3回講義。
彼女達の原動力も少しづつ見えてきている。
さぁがんばりましょう~!!
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