網走番外地の社長さん!?その1
網走番外地の社長さん!?その2の続き
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さらに・・・
大内社長がいかに愛されているかがわかるものを見つけた。
とにかく「贈り物」が多い。
「なんでこんなところに桃があるんですか?」
とこれを見て質問したところ。
↓
過去にカニを買ってくれたお客さんが送って
くれるそうで。
贈られてきたものが保管されている、
うれたらご近所に配るらしい。
そして
大人が二人くらい入りそうな大きな冷凍庫を
空けて見せてくれた。
築地から届いたエビや金目鯛、、
肉やパンまで・・・・
こんなものまで。
↓
この冷凍庫に入れてあるものはほんの一部。
その他は近所の人に分けて配ってしまったらしい。
桃だけで年間70ケースは届くとのこと。
取引先から届け物が届くのはわかりますけど。
販売した個人の人からこれだけのものが届くとは・・・
いかに上質な人を相手にしているのかがすぐにわかった。
お礼返しにカニを送るそうで。
年間その送料だけでも数十万円使ってるそうです。
カニは高価なものなので
いただいたものよりも高価になってしまうときが多い。
それでも社長さん。
「まぁ~こういうのは気持ちだからな~!」
と豪快に笑う。
社長さんは。
自宅から車から仕事用の機械まで。
すべて現金買い。
ローンは組まないとのこと。
これは先々代からの教えとのこと。
漁師はいつ不漁に見舞われるかわからない仕事。
ツケがあり、支払い時期がずれると。
払えなくなってしまう恐れがある。
漁師は昔は食えるか食えないかのぎりぎりの生活をしていたそうで。
そのときからの教えを今も守ってる。
冷蔵庫も経費節約のために最小限に稼働させている。
こんなことも言ってました。
大きなものを買うときは値切ってもいいが
小さなものを買うときは値切ってはいけない。
1個数十円の儲けしかないものを売って生活している
人がいて。
その儲けを持っていってはいけない。
社長さんはご自身がカニを売るときも。
安価なものを値切ってくる人は
「スーパーに行った方がいいよ」
と言ってしまいます。
実はこのとき。
ツーリング途中のライダーがカニを買いに来たんですけど。
「うちは1万円以上の大きなカニばかりだからちょっとお役に立てないかも」
ってやさしくお話されていました。
「豪快と繊細」
これが人を惹きつけるための必須要素。
さすがです。
「ジリジリーーーー!!!!」
っとけたたましくブザーが鳴り。
カニが茹であがった。
さっと鍋から引き揚げて。
水で〆る。
2日がかりで。
やっとカニをゲット。
ここにたどり着くまで時間もお金もかかりましたけど。
カニよりも
この人に会えたことが財産。
ここには書けないこともたくさん教えてくださり。
数百万円の価値があったと思う。
「次も早めにこないとあんたのこと忘れちまうぞ~!」
とニコやかに見送ってくれた。
素晴らしい接客術(笑)
ホテルに戻り。
箱からカニを出す。
でかい!!!
↓
身もぎっしり。
味は!
甘い。
カニの甘味というのを感じた。
口の中にカニのエキスが広がる
感覚。
あっという間に・・・
こうなった。
↓
東京から日帰りでこのカニを食べに来る人がいるというのも
うなずけました。
10年前の感動がよみがえる。
そして何より。
網走の海岸に。
まさかこんなブランド人がいたとは。。
自分を売り込まなくても。
会社を売り込まなくても。
お客から売ってくれと頼まれ。
お客が足を運ぶ。
大内社長の言っていたことは。
「目の前の人を大切にして
あたりまえのことをそのままやるだけだよ」
と言っているように聞こえた。
お金では買えない。
最高のカニと思い出をいただく。
またこの人に会いに。
網走の地を訪れようと思います。
コメント
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でもって、よだれがとまらない。
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網走にそんな方がいらしたとは!網走管内は結構狭い世界なので聞いてみます。知り合いの知り合いとかよくあるんです♪あ~楽しみ☆
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>田中 ミエさん
田中さんも惚れると思います(笑)ここには書けないお話をたくさんお聞きしました。
今度、お会いしたときにお話しますね!
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>Panpanpandaさん
ぜひ聞いてみたくださいね。「男」とはこういうものかと思わせてくれるような方です