買い物袋をぶらさげてワインを飲みに行きましょう

知人の加賀崎さんが。

この週末に「PDC」(パブリックダイナーカフェ)というカフェを

埼玉県の熊谷駅前にオープンしました。

そのレセプションパーティーにお招きいただいたのですけど。

涙・涙の感動のレセプションでした。

彼はもともと。

ちょー有名な広告代理店の出身。

ネット集客などもいくらでもできるスキルを彼はもっているのですが。

小手先の集客には一切頼らず。

お客さまへのサービスのみを追求して。

「加賀家食堂」「パブリックダイナー」という２店舗を

作り。今は地元では有名なお店になっている。

そして今度は。

開業３０年を超える老朽化したショッピングセンターに。

あえて出店をした。

１５０席ある大きなカフェ。

彼の育った地元で何かができないかと考えて。

こんな時代だからこそ地元に何かをしたいと考えて。

多くの人に反対されたにも関わらず果敢に挑んでいる。

そのクオリティはめっちゃ高く。

「これって表参道にあるお店ですか？」

と思ってしまうくらい。

レセプションには

彼の高校時代から大学時代の友人。

高校時代所属していた応援団の現役・OB。

そして。

熊谷市長まで来ていた。

彼のぶちあげたこのお店のコンセプトは

「となりのショッピングセンターで買い物をして、

買い物袋をぶらさげたまま入って。ワインが飲める店」

加賀崎さんはいつも常識を打ち砕く。

ワインをぶらっと飲んでもいいじゃない。

かっこつけなくてもいいじゃない

っていう声なき声が聞こえてくるようでした。

この媚びない彼の姿勢が。

浅野は大好き。

パーティーにはおそらく２００人以上は集まっていたでしょう。

彼を慕う人たちだっていうことは雰囲気ですぐわかった。

パーティーの最後に。

従業員のみなさんが泣いていた。

花道を作って。

お客様を出迎えているスタッフの笑顔を。

忘れられません。

加賀崎さんが「地元のために」とぶちあげたこのお店が。

ひとつの波になって。

何百人・何千人・・何万人・・のひとを元気づけることになる。

たったひとりの男の思いが。

大きな流れを作る。

ブランド人は。

この波を起こせる人物。

逆風が吹き荒れるときでも。

毅然として自分が救うべきひとたちのリーダーとして

歩み続ける。

加賀崎さんには。

そんな脊中を見せてもらった。

彼とは不思議なご縁だ・・・

２年前に出版セミナーの懇親会で。

浅野を遠くから指さして。

「おまえはおれと同じにおいがする！」って指さされ

たのが最初だった。

そのあと

なんだか気になって。

後日、彼のお店に遊びにいったのがきっかけだった。

メールしたら

「熊谷までほんとに来るの？」

って驚かれて。

駅に行ったら迎えにきてくれて。

一日つきっきりでもてなしてくれた。

浅野がまだ著者にも講師にもなる前の話。

浅野にとって彼の存在はとても刺激になる。

ありがとう！