ブランド人はB級グルメがお好き

浅野は。

B級グルメ＆デカ盛り好き。

昨日。

テレビでちょっとみかけて

「おぉ！！ここに行かねば！」とあたためていた。

品川区某所の洋食屋さんに行ってきました。

「火事になったらどうするんだろう？」

と一瞬思ってしまう絶対に通らないようなほそーーい

道の奥にそのお店はありました。

↓

左側のショーウィンドーにはほこりにまみれた

サンプルが飾ってあり。

「味で勝負だ！店構えで選ぶような客は客じゃねぇ！」

ときちんと好かれるべきお客。来てはいけないお客を

ここで選別している。

さすがブランド理論にのっとった見事な経営戦略。

そして店の中に入ると・・・

傷んだお店の中にはそこそこのレイアウト。

店員さんが中国人さんで国際色満点。

「中年サラリーマン２：若いカップル４：がっつり食べたい２０代前半４」

っていう客層比率でしょうか。

でか盛り店にはお約束の「太ったお客さま」もいらっしゃった。

満席かなぁっと思ってお店に入ると。

なんと６人掛けのテーブルに座らされて。

目の前には他のお客さま３名。

お見合いみたい、、、

懐かしいこの「合い席」システム。

東京ではもうなかなか味わえないなぁと感動。

「袖すりあうも多少の縁だから仲良くしなよ」

というマスターの心にくい演出です。

今回はカミさんと行きましたが、

量が多いのはリサーチ済みだったので。

「オムライス１人前＋メンチカツ（単品）１個」

を二人で分けて食べる線戦略で挑みました。

そして出てきたオムライス↓

う！　確かにでかい。。。

携帯電話と比較してみるとお分かりになると思います。

ケチャップでハートマークが描かれて出されるところが

恐怖心をあおります。

そして・・・

おぉぉ！！　とろフワなんてありえないがっちり火が通った

表面の卵生地。

そして中のライスは水分をいっぱい含んだべちゃっとしたライス。。

これもマスターが

「おなかをこわさないようにね☆」

というやさしいこころづかい。

ところどころ黒い物体が入っていたので。

「トリュフかな？」

と思ってよく見ると。

フライパンの焦げでした。

う～ん・・素敵。。。

これこそB級グルメの最高峰。

中に入っていたのは鶏肉・グリンピースとたまねぎ。

全体に混ぜこますようなことはしませんよこのお店のマスターは。

部分的に集中的に「肉！」「たまねぎ！」って入ってたのには

驚き。

こんなオムライス食べたことがない。。

こうやって常識をくつがえすところがブランドね。

そして量はどう考えても１．５合はあるねこの量は。

味は見事にひねりのない家で作ったオムライスの味。

いいんですそれで！

細かなスパイスだの豊潤な味わいだの。

食べ物に困っている国の人に言ったら怒られて

しまいますよ！

そしてまたやってくれます。

オムライスが出されたものの、、、

メンチカツが出てこない。

１５分は経過・・・・

おーーー

さすがマスター。

スローフードの時代だから

慌てて食べてはいけないよというお客さまの

生活を考えての行為。

もう涙が止まりません。。

やっとでてきた　メンチカツ！

デカイ・・・汗

キャベツもドンと載っていていい感じ。

かぶりつくと肉汁がぎゅっと出てきて

太田胃酸が必要になるパンチの利いたお味。

上にかかられたソースが少なかったたので

卓上の中濃ソースをどばっとかけて食べました。

見事に完食。

いや～

しあわせです。。

家に帰ってカミさんと太田胃酸を飲みながらお茶を飲みまくる。

今日も素敵なお店に出会えました。

やっぱりブランド人は。

こういうエッジの利いたお店から学ばなければなりませんね。

マスターありがとうございました。