自分がまだその領域に達していないと思っているのに。
周りのひとから頼まれてしまい
「そんなのできないよ。。。ごめんね」
ってそのチャンスをお断りしてしまうときってありますよね。
これってめちゃもったいない話。
浅野は初めて「司会」というものを経験したのは。
横田尚哉さんの「ワンランク上の問題解決の技術」の出版パーティーでした。
渋谷の東急ホテルセルリアンタワーで開催された出版パーティーで
横田さんご自身は10年間で2000億円の公共事業費削減をした
コンサルタントさん。
著者養成コースの先輩なのですが、それまでほとんどお話したことがなく、
司会をして欲しいと頼まれたときは正直驚きました。
浅野は実業では、
営業職でもないし、ひとまえで話をする仕事もしていない。
パソコンの前に座って黙々としているようなことをいつもやってる。
そんな浅野は
「司会なんてできるわけないじゃないですか!!!」
ってお断りしてました。
でも横田さんは首を立てに振りません。
ワタミでいっしょに飲みながら
「浅野さん。じゃあこうしましょう。僕のパーティーで失敗すればいいじゃないですか。
浅野さんが著者になって人前で話しをするときの練習だと思ってやってみない?」
ご自身も初出版。
そんな晴れ舞台を「練習の場」と言ってしまう横田さんの心意気に涙が出ました。
浅野は思い切ってお受けした。
結果は。。。
ご紹介するひとを間違えたり。言葉に詰まったり。。。
もう反省すべきところはたくさんあった。
「あちゃ~・・・」
って思ったけど。。。
そのパーティーに参加した方からは、
「浅野さんいい司会だったよ!」
ってほめてくださった。
なぜだ????
どう考えても上手に司会ができたとは思えない。
そこで後日細かく聞いてみた。
結婚式の披露宴に使うような大きくきれいな格式ばった会場でのパーティー。
参加者のみなさんも緊張していたらしい。
そこに浅野がのこのこ現れて、
すっとこどっこい司会をぶちかましたことにより
肩のチカラが抜けてすごく楽しく交流できたと・・・。。
つまり浅野が思い描いていた理想の「司会」の像と。
横田さんや参加者が求めていた「司会」の像にはずれがあったということ。
そのひとへの評価というのは他人が決めるもの。
浅野は
「すらすらと流暢に語る司会」
を目標にしていたのだが、
横田さんや参加者のみなさんは
「すっとこどっこいキャラでなんか楽しい司会」
を求めていたわけです。
自分の価値は自分ではわからない。
もしあなたが何かセルフイメージ以上のものを頼まれたときは
その話にのるべきです。
他者評価では、あなたは
「その頼まれごとをうまくこなしてくれる」と判断しているから。
自身では気づいていないあなたの価値を見出しているから頼んでいるんです。
さぁ その「波」に乗れるかな?
コメント
SECRET: 0
PASS:
とても勇気をもらえる記事でした!
私は怖いですよー。
話すことは大好きなのに、『司会』とか『スピーチ』はとても緊張するはずです。
(そもそも司会なんてやったことないし・・・営業も経験ナシ・・・)
結婚式のスピーチぐらいしかしたことないですもん。。。
生まれて始めてやった親友のスピーチは、メチャクチャで。(゜д゜;)
数年後友人は離婚してしまって、私のスピーチが悪かったからではと何気に心苦しかった時期もあったりして。。。汗
緊張症は慣れで克服できるのかな?
自分の価値。。。もっと自信をつけたいです。
今日もありがとうございました!
SECRET: 0
PASS:
あさのさん、
メリーです。
横田さんの出版記念パーティーの司会。そうだったんですね。全然、わかりませんでした。
あさのさん、司会もやるんだー。さすがー。って思ってました。
それにしても、横田さんの「自分のパーティーで失敗してもいいよ。」という懐の深さ。すごいですね。
SECRET: 0
PASS:
その節は、有難うございました。
成功と失敗の違いは、計画通りコトが進むことではなく、参加者が満足したかどうかだと思います。
進行が詰まったりしても、間違ったりしても、参加者を不満にさせないところが、浅野さんの持ち味です。
一言で言えば、人間味。司会はマシーンではありません。だから、浅野さんが適任だったのです。
浅野さんの人柄が、会場を温かくしてくれました。
また、飲みに行きましょう。
SECRET: 0
PASS:
>メリー山羊さん
横田さんの器の大きさにはほんとうに
おどろきましたよ。
あれだけ大きな会場で司会をやらせても
らった経験は浅野にはかけがえのない
財産です。
SECRET: 0
PASS:
>横田尚哉さん
あ!横田さん。ブログを読んでくださったんですね。
横田さんから最初に司会を頼まれたときは
「絶対無理だ!」って思いました。
でも横田さんが粘り強く浅野に説明してくれた
ので、浅野も「やってみよう!」って思えるように
なったのです。「司会の楽しさ」も横田さんの
パーティーで知って、その後も小さなパーティー
ですが、司会をやらせてもらったりしています。
ほんとうにありがとうございました!
ぜひ飲みに行きましょう!!