吉野 幸子さん(人事職)
『周囲の価値観に合わせて生きて来た私。長年それを続けているうちに、自分の感情を見失っていました。何が好きで何が嫌いか、その判断すらはっきりとできなくなっていたのです。』
私が浅野塾に出会ったきっかけは、twitterでした。たまたま見つけた「浅野ヨシオ」という人。会ったこともないのに、浅野さんのツイートは「これって私のこと?」と思ってしまうほど、心に刺さりました。
その頃の私は、ものすごく自分に自信が持てませんでした。当時私には、人生と向き合わなければいけないほど重大な事が起こっていて、ずーっと考えてはいるものの、一向に出口は見え
ず、長い長いトンネルの中にいるような、そんな気持ちでした。
周囲の人たちは私のことを認めてくれていました。仕事でも一目置かれた存在だったと思いますし、友人にも恵まれ、周りから見れば何不自由なく、幸せな人に見えていたと思います。
でも、それは周囲の価値観でしかありません。自分自身が心から幸せを感じられないと、意味がありません。自分を幸せにできるのは、自分しかいません。
そこまで気づいて、思ったのです。
・・・私の「幸せ」って何だろう?
周囲の価値観に合わせて生きて来た私。長年それを続けているうちに、自分の感情を見失っていました。何が好きで何が嫌いか、その判断すらはっきりとできなくなっていたのです。 私が浅野塾に求めたのは、今思えば「自分という人間を知ること」だったのかもしれません。
受講中の4ヶ月間は、毎日浅野塾のことを考えていました。通勤中も、仕事中も、浅野さんの顔がふわふわと頭の中をよぎります。四六時中、こんなに同じ人のことを考えていたのは初恋以来です。笑
自分と向き合うワークは正直つらいです。出勤前、カフェで自分史を書いていると急に涙が止まらなくなり、目を赤くして会社に行ったこともあります。だんだん自分の強みなんか何もないように思えて来て、挫折しそうになったこともあります。でも、そんなときでも浅野さんだけは信じてくれました。
「吉野さんには絶対に価値がある」
気休めではなく、本心から言ってくれているのがわかり、自分を信じる勇気をもらえました。
浅野塾は、講義の外にもドラマがあります。私の場合は、3回目の講義が終わっても、自分の強みとなりそうなものが見つけられずに焦りました。「私には本当に強みなんて無いかもしれ
ない。浅野さんは何かあると言ってくれてるけど、史上初の、"本当に何もない人"だったらどうしよう?」こんなことを考えて、本当に落ち込みました。
でも、浅野さんが信じてくれているのに、諦めるわけにはいかない!と、ワーク以外でも自分を探求する作業を始めるようになったのです。そうすると、だんだんと自分の一貫性が見えてきて、道筋が見え始めたのです。
思い出したくないような過去の出来事も、今の自分を作るうえで必要なことだったんだ、と気づけるようにもなりました。そうして自分を受け入れられた時、「これが『幸せ』っていうことなのかもしれない」と思えたのです。
自分が生まれた環境、起こった出来事、出会った人たち、全てに意味があった。そのことに気づいた時、今までびくともしなかった大きな岩が、「ゴゴゴゴ・・・」と音を立てて動き出すような感覚をおぼえました。
今は、これまでないがしろにしてきた自分の感情を大事にして、生きたい人生を生きよう、という覚悟ができました。人から何を言われても「これが自分」と胸を張って言えるように。
ずっと抱えてきた、余計な重い物を捨てた今、何だかとてもスッキリしています。これからは、自分を本当の意味で大切にしていこうと思います。自分の未来にワクワク・ドキドキできるようになったことが、一番の成果です。
今、一歩踏み出そうかどうか迷っている方には、全力でお勧めしたいです。「人生が動き出す」という感覚を、是非味わってほしいと思います。きっと、忘れられない4ヶ月になりますよ!