受講生100人の声

小山田 夏実さん(社会保険労務士) 

小山田 夏実さん(社会保険労務士) 



東大を出たのに周りと比べてパッとしない自分を受け入れられていませんでした。さらに
・・・・』

「自分についているラベルと中身のギャップを埋めたい。」

最初の講座の面談で私が先生に言った言葉です。自分には何もない、秀でているものも持っていないし面白味もない、とずっと悩んできました。東大を出たのに周りと比べてパッとしない自分を受け入れられていませんでした。さらにプライベートの大きな変化もあり、どこへどう進んでいいか分からなくなっていました。


そんな苦悩が頂点に達しているときにTwitterで浅野先生のつぶやきを目にしました。私のことを言っているのではないかという内容が多く気になりました。たどっていったところ、講座を開いていらっしゃることがわかり、入門講座に参加しました。その日にアドバンス講座の受講を決めました。大変そうなのはなんとなく分かりましたが、迷うのならやった方がいい、自分にとってのタイミングは今だ、ということを強く感じたからです。


実際に講座が始まって、やっぱり大変なことを始めてしまったと思いました。何もない私が、どうやったらソウルシートを仕上げられるのだろう、と不安になりました。課題の提出では、ちぐはぐで繋がりのない内容を、自分でもしっくりこないままに出していました。自分史の作成は特に辛い作業でした。自分の嫌な面や思いだしたくないこととも向き合わなければならないからです。時には泣きながら書きました。それでも自分には何があるのかが見えてこず、時間だけが過ぎていきました。


変化があったのは、浅野先生から「あなたは"無味無臭"な感じがする」と言われたときでした。私がずっと自分の欠点だと思っていたことでした。何もできないわけではないけれど、抜群に何かができるわけでもない。そういう特徴のない自分に苦しんでいたからです。その色のなさがよい特徴だと言ってくださったことが衝撃でした。見ていた世界の白と黒がすべて逆になったような感覚でした。


そこから自分がやってきたことや人から言われたことなどをもう一度振り返ってみると、全てが繋がってきました。中高生のとき、いい点数を取るために勉強してきたこと、東大を受験するときにマニュアル本を参考にしたこと。新卒で入った会社で人事部に配属され、評価データの管理をしたこと、いま社労士として経営者のサポートをして、自分の事務所でもマネージャーを支える立場であること。


自分に色がないからこそ、色の強い人を支えられる、その能力もある。見つからなかった私の人生の一貫性が、一本の光のように、はっきりと感じられるようになりました。まさに自分の魂を見つけたような気持ちでした。そのあと提出したソウルシートが、私の最終版のブランド・プロフィールの原型になりました。


内面にも大きな変化がありました。私と同じ人生を歩んだ人はいないのだから、私にしかできないことがあると自覚したのは大きな収穫でした。人と比べる必要がないということも、やっと納得がいくようになったのです。「本来の自分に戻れた」という感覚でした。

役割が見えてきたことで、いまやっている仕事もより意義深く感じられるようになりました。職場では表情が明るくなり、「最近にこにこしているね、何かいいことあったの?」と聞かれるようになりました。恋愛をしていると思われたかもしれません(笑)。


浅野先生は「あなたには絶対価値がある」と言い続けてくださいます。自分が諦めない限り、浅野塾では自分らしさを掴むことができます。逆に言えば、諦めたら終わり、行動するのをやめたら終わりです。そのこともずっと浅野先生が強調されることです。ここで何も掴めなかったらどうしようもない、という恐怖心が私を動かしていたものの一つでした。


今後は、元の自分に戻ってしまうのではないかという恐怖心との闘いになるような気がします。せっかく手にした自分の使命を実行せずに、楽な方向へ流れてしまうことはいつでもできます。見つかったから安心、とばかりに、何も行動しなければそうなってしまいます。行動して目立ってしまうのは怖いことです。でもその一方で、挑戦することはすごく楽しいだろうな、という予感があります。ターゲットの方に必要とされる喜びはきっと何にも代えがたいものだろうと思います。私は、浅野塾で掴んだ自分の魂を見失うことなく、しっかりと行動し続けたいと思います。


浅野塾は自分の魂を取り戻せる講座です。私も初回と最終回の講座では別人のようだと言われました。状況は何も変わっていないのに、内面が変わることで世界が変わってきます。自分は何者なのか、今のままでいいのか、と悩む人たちにぜひおすすめです。


小山田夏実 紹介文 (ブランド・プロフィール)

長野県出身。質実剛健な父を持ち、四姉妹を含む大家族で育つ。自己の存在感を出すため勉学に励み、県内トップの進学校へ入学。独自性を押し殺し、教えのままに適切な回答を見つけ出す力を養う。小論文の対策マニュアルの手法を忠実に守り東京大学に現役合格。枠組みを瞬時に自分のものにする技術を習得する。大学卒業後、人材派遣業界の先駆者パソナに入社し、同期100名の中から唯一、人事管理部門へ抜擢される。人事上の機密情報にも動じない冷静さと的確に対応する資質を買われ、幹部の目にしか触れない従業員1200名の評価データを管理。

法律や各社規定の制約を乗り越え、国内外グループ約20社間の人材交流プログラムの発足を実現。推進力のある組織やリーダーの理念を形にする実行役であることを使命とし、現在は社会保険労務士として活動。社内管理体制が整わず、労務リスクを抱える中小企業経営者の救世主として期待されている。