「汝 不死鳥たれ」
この言葉を日経新聞で知りました。
http://www.koshienbowl.jp/2006/05past03.html
70年代後半から日本大学アメリカンフットボールを徹底した厳し指導で
学生王者を決める甲子園ボウル3連覇を果たすなど
日本のアメリカンフットボールを引き上げていった立て役者。
2006年にお亡くなりになっているのですが、
アメフトには全く興味が無かったのでほとんど
知る事はありませんでした。
早速、本を取り寄せて読みましたけど。
この本、素晴らしすぎる。
弱者が強者を倒すエッセンスが書き込まれています。
「根性」の本当の意味。なぜ根性が必要か?
信念の作り方。孤独。魂とは・・・・
「ノンキャリアよ、大いに自信をもつべし」
と書き込まれていましたけれど、
大学からアメフトをはじめたという選手ばかりなのに、
常勝軍団に育て上げてきたお方の言葉だからこそ
説得力がある。
なんと高校時代はブラスバンド部に所属していた
人をも有名選手に育てあげた実績も持っている。
なぜそう言い切れるのか。
篠竹さんの考えが書き込まれています。
アメフトは、各々のポジションの役割が明確で
スポーツの中でも「ひとつの秀でたもの」の
集合体的な要素が高いスポーツらしい。
「犠牲・協同・闘争」という3つの理念を元に
徹底的に組織の引き締めを行っていくその指導法には賛否が
あるのかもしれません。
でもこの中には。
「愛」があって弱者が強者に勝つ方法が書かれています。
これこそが自分の強みで生きていくためのバイブルと見た。
教育の世界の神髄を学ばせてもらえます。
1990年が初版ですから。。
もう20年以上前の本なのですね。
廃刊になっていて。定価より高い金額でこの本を入手する
ことになりましたけど。
これはその価値があると見ました。
お亡くなりになる前に一度お会いして見たかったものです。
アメフトかぁ、、
痛いのいやだな(汗)
顔も怖いぞ(涙)
↓
篠竹 幹夫(しのたけ みきお、1932年8月29日 – 2006年7月10日)は
日本のアメリカンフットボールの元選手および監督。元日本大学教授。
神奈川県横浜市出身。
日本大学高等学校時代はラグビー選手として活躍したが、日本大学アメリカン
フットボール部に入部。卒業後、コーチを経て、1959年に日本大学アメリカン
フットボール部監督に就任。独特の指導法で知られ、特徴的なパス攻撃を
繰り出す「ショットガン隊形」を導入。2003年3月、定年により退職するまでの
44年間の監督在任期間中、17度の学生王座に導くなど、日大アメリカンフット
ボール部の黄金時代を築いた。2003年12月、日本アメリカンフットボール協会
の殿堂入りを果たした。
2006年7月10日死去。享年73。
(ウィキペディアより掲載)
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