先日、
『他人事ではなく「情熱大陸」に出演するくらいに昇って行くには』
という記事を書きました。
一瞬にしてと言うくらい、フリーランスの女性がここ数か月で新聞・雑誌
・テレビに出演し、とうとうあの全国放送の「情熱大陸」にまで出演をしてしまった。
放送後、たった2日でツイッターのフォロワーさんが17000人増えた。
彼女が人生を動かすきっかけになった本として紹介したものがアマゾンの
総合1位となり書店の在庫も一気に消えていった。それだけの「影響力」を
手に入れた彼女。
美冬さんと出会って2年くらい経ちましたけど、
メディアにばんばん登場するようになったこの数か月で
劇的に彼女自身に何か変化があったかと言うと答えは「No」。
変化したのは周りの評価だけです。
女性の強みになるものを見つけ出して行くのが私の仕事でもあるのですけど。
美冬さんから話を聞き続けてきた中で、下記の4つの要素が彼女にある。
これはメッセージを発信するような立場になったり、人から求められる
オンリー1の自分になるためには必要な条件です。
1、自己に興味を持ち続けている
「現状を壊す」ことによって人との出会いの場を広げています。
職業・性別・年齢・価値観の違う人と交流をしていく流れを作る。
会社員だったときも社外の人とランチをしたり、
積極的にお付き合いしていました。
49か国を旅して3000人以上の人に会い続け、
読書も1万冊を超えて、「自分とは何ぞや」の研究を怠らない。
引っ越しも数多くして、常に現状からの変化の手を緩めません。
2、人とのリンクを探す
彼女と話をしていて特徴的なのは、
会話しているトピックの中で、
実際に彼女が学んできたメンターさんを始めとした、
出会ってきた人との会話の中で、彼女にとって
「インパクトのあった文言」を相手に語ります。
自分の考えを述べていくだけだと客観的な信頼性に「?」が出るからでしょう。
彼女はまだ30代になったばかりで経験も深いわけではありません。
それだけにご自身の経験と他人の知識・経験をブレンドさせて
定義を明確にしていく話し方をします。
そして、相手の感情面を大切にして、どのようなことを話すと相手の
「ツボ」に入るかを多数の頭の引き出しから探して会話を進めています。
相手と関係性を強めていくためには必須な感覚ですね。
3、主観と客観を使いこなす
「営業しない」「スーツを着ない」
と彼女が語っているのは、彼女の「主観」。
他人さまがどう言おうが関係無く、そうしていくという
自分の価値観。
ここは強固なまでに曲げない。
一本の軸となっている。
例えば「営業しない」という言葉の中には
多くの意味が含まれます。
そっぽ向いている人を振り向かせようとしないとか。
自分が本当に付き合っていきたいと思う人とだけしか付き合わない。
お金だけでは動きませんよと言っているのと同じですよね。
こういった主観を言い切ることによって「安藤美冬らしい」という
自分らしさを明確にしていくわけです。
そしてその主張が誰に受け入れられるのか。
彼女によりますと、今は、学生さんとか20代の人がドンピシャらしい。
さらに細かく分析していくとその中でも
それなりに高学歴な人が多いそうです。
こういった自分の意見に対してどのような層の人に受け入れられるのか。
この「客観」の目を持つことが必要。
これは背後霊かの如く、自分の行動・言動を客観的視点から
意識して見続けていくことで磨かれていきます。
4、欠点がキャラクターに含まれている
「情熱大陸」の中で彼女がハンバーグを食べているシーンがありました。
最初に全部ハンバーグを切ってしまって。
パクパク食べていく。
彼女は決してお行儀がいいわけではありません。
浅野も一緒に食事をしますけど
早食いですし、ばしばしかっくらいますし、スマホいじりながら
食べる時もあります。
とても男前です(笑)
ここで離れて行く人と、彼女らしさと受け入れる人に分かれます。
これを「欠点」とするならば。
その姿を見てストレスを感じる人は
彼女から離れていた方が、お互いが幸せであることがわかりますよね。
このように欠点を自分のキャラクターに落とし込んでいる人は
最終的には本当に自分を必要としている人だけが残る。
即ち、クレーマーが減ります。
ちなみにですが、彼女は反面、仕事に対するときのチェックなどは
半端じゃなく厳しいです。
浅野も彼女がキュレーターを勤める自由大学の講師の
依頼を受けた時は。
プロフィールをはじめ、ギャランティやサイトへ掲載する文言まで
の報告と気遣い。ここに書き込むと長くなるので止めますけど
表現や広告のプロだとすぐにわかりました。
浅野が文言間違えたら殺されそうになりました(ちょっとウソ(笑))
このように分析していくと
他の人でも今日からの心がけ次第で出来るようになること
ばかりなんです。
出来ます。
安藤さんにはもっと数多くの要素がありますけど、
このように細かく分析していくと
自分が再現できることも多々あるものなんです。
「情熱大陸出たなんですごいわ~!」らぶ♪
って『憧れフォルダ』に入れてしまうと自分に落とし込めなくなります。
自分とその人物との隔たりを見つけてその差を分析して細分化していく。
すると結構、自分で出来るところもあったりするものなんです。
自分の方が勝る領域は何か考える。
これを読んでいらっしゃる方も
突き抜けていく要素は多分に持っているということ。
「君こ
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