受講生100人の声

自分力養成講座9期生 O・Iさん (兵庫県 日本語教師・臨床心理士) 

受講生の声

『考えていても環境は変わらない。小さな行動が大きな変化に繋がると信じています』

受講を決めた頃、私は大学院で研究しながら、日本語教師、臨床心理士の資格を使って仕事を掛け持ちしているような状態でした。もちろん全て関心がある事でしたが、目の前の生活と将来の安定のためだけに研究や仕事をしていることに気づき、「本当はいったい私は何がしたいの?」と自問し、答えの出ないままモヤモヤする日々でした。そんなとき、目標を見失った私を見かねた母が本講座を見つけ、勧めてくれました。

講座のコンセプトや内容は自分自身がいま抱えている課題と合致することも多かったのはもちろんですが、いまの私にとって一番必要なことは「行動すること」だと思っていたので、つべこべ考えず思い切って申し込みました。正直考えてしまったら、当時住んでいた九州から東京へ通う交通宿泊費だけでも躊躇したと思います。でも、自分の本当の役目を知りたい!専門の世界だけで狭くなった視野を広げて幅のある人間になりたい!いつもと違う環境の中に身を置いて、日頃会わない人たちと会ったら何かが変わるかもしれない!そんな期待を胸にワクワクして参加しました。

受講するとSNSへの投稿など自分からは絶対にしないことが課題でした。正直いやだ~面倒くさい~と毛嫌いする気持ちが大きかったのですが、実際やってみるといろいろな角度から刺激をもらえました。

自分一人では気づけなかった自分の才能やセンスをメンバーに教えてもらえたり、思い込んでいた苦手意識や凝り固まっていた思考や無意識にパターン化されていた生活行動が見えてきて、自分というものを再認識できました。そして、自分がいかに頭でっかちの食わず嫌いな人間だったかということも分かりました。

いくら頭で考えても、考えているだけでは環境は何も変わらない。わずかな雨の一滴が川となり、やがて海になるように、小さな行動がいずれ大きな変化へとつながっていくはずだと私は信じています。知識は十分な方は、ぜひ環境を買いに行くつもりで参加してほしいと思います。

■O・Iさん 紹介文 (ソウルシート)

大学卒業後、催眠を利用して心の乱れを正す催眠療法院を経営する父の元で働くも、 海外で働くことを夢見て27歳にて日本語教師になる。 名前を瞬時に覚え、受講生目線のフレンドリーな授業が人気となる。 その後、中国国籍の男性と結婚。 日本文化に適応できずに苦しむ夫とのすれ違いが起こり離婚を経験。 異国の生活や学業への不安など心の問題が成績不振や意欲の低下、 対人トラブルにつながる留学生達の姿と重なり一念発起。 2012年、神戸松蔭女子学院大学大学院の臨床心理学コースに入学。 鬱病治療に効果があると言われる対人関係療法を学び、 厳しい国内情勢や貧困に苦しむストレスフルな留学生の心のケアの手法を学ぶ。 卒業後、日本語教師を続けながら臨床心理士資格を取得。 異文化環境下においても最高の能力を発揮できるようになる指導に定評。 10年間で延べ700人余りの指導実績を誇り、 ワールドワイドに活躍する人材育成の救世主と期待されている。