自分力養成講座8期生 黒滝磨美さん (青森県 公立小学校教諭)
『「自分力」をもつ子どもたちを世にたくさん出したいと思うようになりました』
なりたくてなった小学校教師という仕事。育休をとり仕事から離れてふと、自分は人に必要とされているのだろうか、戻ったとき必要とされて働けるのだろうかと考えていました。小学校教師という看板を休んでいたからこそ味わえた感情です。 浅野先生とは、自分力の前に、半日だけ自分力のダイジェスト版のような八戸でのセミナーで出会いました。そのときは熱い方だなあと思いましたが、やっぱり熱い方でした。青森で1DAYの講座があり、その後自分力が青森で開催されるということで、受講を決めました。自分を深掘りするという行為は、自分一人ではできないのです。
掘るのは自分なのですが、仲間や浅野先生がいないと難しかったと思います。時には厳しいこともおっしゃります。でも、浅野先生の受講生への愛情を感じます。お忙しくても受講生一人一人に向き合ってくださいます。
自分の仕事は天職だと言い切れる気持ちが生まれました。自分が受け持つ子どもたちに、全力で向き合い、「自分力」をもつ子どもたちを世にたくさん出したいと思うようになりました。多少大変なことがあっても、自分が向かう方向がぶれずにさだまっているならば、乗り越えていけるのではないかと。その気持ちが生まれた4ヶ月でした。
自分に向き合うことって、なかなかないと思います。一人だと答えは出ません。同じ志をもつ仲間が心の支えになり、浅野先生が心に火をつけてくださいます。「自分力」に興味があるということは、4ヶ月を乗り越えていける素質は充分あると思います。自分の強みを見つけて、自分の人生を豊かにしましょう。そして、わたしたちから輝いていきませんか。
■黒滝磨美 紹介文 (ソウルシート)
青森県出身。警察官の父親の仕事都合により、10歳迄に5回の転校を経験。いじめに合い学校に居場所のない寂しさを味わう。認められたい思いから、県下トップ高校進学に拘り、中学浪人も経験。 学校教育の在り方に関心が生まれ、青森県の教員を最も多く輩出する 国立弘前大学教育学部に進学。 教育実習で出向いた小学校にて、児童一人ひとりに全力で向き合う担任の授業に感銘を受け、小学校教師になることを決意。 教育学を極めようと同大学院に進学。 その後、地元小学校の情緒障害学級の支援員を経て 競争率21倍の小学校教員採用試験に合格。徹底的に児童の話を聞き、信頼関係を構築する学級づくりを展開。教員生活10年間のうち、最も指導が難しいとされる知的障害児を含む1年生を6回担任。自身の過去の失敗談も打ち明け、何事にも恐れず挑戦する心を育む声掛けが児童から絶大な信用を得る。不登校ゼロ・出席率98%を誇る1学年担任として活躍している。