浅野の過去

1日しゃべればお金がもらえる無責任な仕事・・・・

以前、ある有名な講師の講演を聞きに行った時に

こんな事をお話された。

「講師って見方によれば1日しゃべればお金がもらえる無責任な
仕事じゃないですか。」

正直驚きました。

かなり講演実績のある方なので。

私はそのような気持ちで講師の仕事をしたことが一度も
無かった。

ある自治体からのお声掛けで行った受講料3000円の講演でも
20万円弱の受講料の講座でも、ずっと同じ気持ちで
全力で話した。

受講料を頂いてお話をするっていう事は「自分に買いの札を入れて
くれた」と思ってる。星の数ほど講師をしている人がいるのに
自分を選んでくれた。

「君のコンテンツに私は投資するよ。人生賭けてみるよ」

と言ってくれているようなものだと解釈していたから。

それだけに今でも講座前は緊張するし、自分の話をきっかけに
受講生の人生を動かそうと思ってる。その縁が一日限りだって
思ったことが無い。

受講生のその後の
人生の進捗にいつまでも興味がある。

連絡が途絶えてしまっている卒業生もいますけど、
ブログやFBなどで進捗を見ている。

何かあったら助けてあげられればいいなと思ってるし。 

卒業生の数が増えれば増えるほど
講師の仕事は楽じゃないなぁと思う。

自分がどうのではなくて受講生の成長に拘らなければ
ならないから。

子供が増えるみたいなものじゃないですか・・・。

自分の事が二の次三の次になってカミさんに申し訳け
ないなと思う時もあるくらい自分の身を削る側面もある。

ではなんで続けられるのかって言ったら、

あなたにお願いしたい・話を聞きたいと言われる
ことはオンリーワンの存在だよ。あなたの持っている
過去の経験や知識は必要とされているよと言われて
いるようなもの。

受講生が成長して「あなたのおかげで」って言って
もらえた時の喜びはナニモノにも代えられない。

それが講師の醍醐味だと思っていたので、
それだけに衝撃的な言葉でした。

受講生達によく

「自分にしか出来ない事がしたいんです。それを見つけに
来ました」

って言われる時があります。

その気持ちが痛いほどよくわかる。

そのような人ってどこかに
誰かの役に立てる人物になりたいという気持ちがある
から。

他人のように思えなくなる。

そんな人は欲張りなわけではなくて、
本当の自分の「欲」を知っている人だと思う。

1日しゃべればお金がもらえる無責任な仕事

の感覚ではその本当の欲は満たされないです。

そんなことを考えつつ。

吉田うどん大盛り。ワカメ・キャベツ・きつね載せで。

がっちりいただきます。

麺かたい・・・・・

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