「ボヘミアン・ラプソディ」とコンプレックスのパワー　652

魂の女性成長支援・浅野塾　の　浅野ヨシオです。

初詣ではじっくりとお参り。

おみくじでは大吉を引当て「今年はいけるぞ！」と単純に思い込んでしまう浅野がお届けする本日のブログ。

さて年も明けましたが年末年始もなんだかんだと仕事をしていました。

今までできなかったことをじっくり取り組めるチャンスの期間ととらえて
今年新しく始めることの下準備中です！

・・・と言いながらもけっこうあれこれ遊んでおります。

先日、今話題の映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見てきました。

世の中の流行りにのるのはキライなへそまがりな私ですが、
今回は虫がさわぎついつい観てしまった。

この映画は伝説のバンド「クイーン」が題材になっている映画ですが、
近来まれにみる良さでしたよ。

人それぞれこの映画を観る視点は違うと思いますが、
他人との違和感を感じる人にはオススメ(？)と言いたい映画です。

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個性的な人こそ自分を活かす生き方を選ぶべし

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ボーカルのフレディ・マーキュリーは実直な父に素直に従えない、
そして上あごの歯が他の人よりも4本多い出っ歯の顔立ち。

そんなコンプレックスを抱えている彼もステージに上がると豹変する。

演奏時間6分というこれまでの常識では考えられない曲をつくるなどこれまでにない曲を生み出していくクイーン。

同性愛者だったことから孤独と向き合いながら生きていく。

強いコンプレックスを爆発させて昇っていく姿は私好みでございました(笑)。

この映画を見て再確認したことがあるんですよ。

個性が強く、人に合わせて生きることに違和感がある人。

ひとつ間違えれば社会からのはみだしものになってしまうところだけど、
そんな人こそ心の中にある強いストレスをパワーにすることができるんだと。

そのためのポイントは３つあります。

１つめは「自分の持ち味を活かす」ということ。

出っ歯の彼は、「歌う」という行為のとき響く声を出す上では強みになった。
見た目はコンプレックスだった出っ歯が「歌う」ときには武器になったということですね。

「コンプレックは宝」と私は常々言ってますが、強いコンプレックスは活かし方ひとつで
大きく化けるんですよ。なぜならそこには強いストレスがたまり、それが活かせるとなれば強い行動エネルギーに変わるから。

短所として閉じ込めてしまうのか、長所として活かすのかで大きくその後の人生が変わりますね。

２つめのポイントは「執拗なまでにこだわりのあることをする」ということ。

映画の中では、フレディが納得がいくまで何度も何度も録り直すシーンがあったり、
レコード会社の社長に演奏時間６分間の曲ではオンエアされないと言われても
「いい曲かどうかリスナーが決める」と突っぱねるシーンもありました。

自分が妥協できないこだわりは、自分と同じことをしている人と差別化する点でも、
提供を受ける人の満足度においても大切なポイントですよね。

３つめのポイントは「自分の意見を否定してくれる人・自分にはない能力を持つ人と組む」ということ。

「肯定」ではなく「否定」。

よいものはよい、悪いものは悪いと媚びることなく客観的な視点で注意・アドバイスしてくれる人を身近に置くことですね。

わがままに突っ走ってしまいがちな自分を制御してもらう効果があります。

わがままでどうしようもない人なのか、強い個性を活かして輝けるかは、
自分が持っている持ち味を、人の役立つことのために使い切ることが大切なのだということがこの映画からもわかります。

他人との考え方や感じ方が違うことで強いストレスを感じていたような人にこそ、今までにない新しいものを生み出すパワーが宿る！

そんな視点からもこの映画を一度見ていただきたいですね。

ではまた

浅野ヨシオ

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