
キャリアを積む人のタイプなんてあるのかしら?
これからの時代に合うキャリアの考え方ってあるの?
そんな疑問に答えます。
はい。あります。
キャリアを積む人には2つのタイプがありまして、本人の生き方や仕事に対する価値観によって別れていきます。
本記事ではキャリアを積む人のタイプについて解説します。
これからの時代のキャリアの考え方についても説明しますね。
この記事はこれからの方向を決めていきたい人や、自分のキャリアに自信ない人にもピッタリな記事です。
ちょっとほかでは読めない内容だと思うので読み逃しにご注意くださいね。
※3分ほどで読めますのでお時間くださいね。
- この記事を書いている人の信頼性
女性の生き方やキャリアに向き合う塾を運営。日本経済新聞や日経WOMANなど下記のメディアでも、私のことが取り上げられています。

今の仕事が楽しめなくなった女性から、起業や独立を目指す女性まで指導してきました。(地道に10年)。
大和出版より「私はこの仕事が好き!!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法」という本を出版しています。
「キャリアを積む」の意味
キャリアとは広辞苑によると「(職業・生涯の)経歴」とあります。
当人の満足する生き方とか人間性の質を高めていくという意味を含めてのものと解釈して読み進めてくださいね。
キャリアの積み上げ2つのタイプ
私はこれまで10年間、仕事をがんばる女性たちのキャリアやもやもや解消支援の仕事をしてきました。
その経験からわかったことは、キャリアの積み上げには2つのタイプがあるということです。
- 一点集中キャリアタイプと流浪(るろう)キャリアタイプです。
一点集中キャリアタイプ
一点集中キャリアタイプは、ひとつの職業・職種を突き詰めるタイプです。
学生の頃から優等生で自分のやりたいことよりも、与えられる役割に徹して生きていた人が多いですね。
どちらかと言えばコツコツ継続するのが得意。
一社に勤務する期間も長く、あまり転職をしない傾向にあります。
流浪(るろう)キャリアタイプ
もう一方の流浪(るろう)キャリアタイプは、転職を重ねて自分の得意なことを絞り込んだり、やりたいことを見つけ出しいくタイプです。
本人のやる気がパフォーマンスにハッキリでる人が多いですね。
どちらかといえば器用で、ある程度のところで満足する性格の人が多いです。
転職回数も多く、キャリアに一貫性がないように見える傾向にあります。
キャリアの積み上げ2つのタイプをそれぞれまとめると
- 一点集中キャリアタイプ
- ひとつの職業・職種を突き詰める
- 一社に勤務する期間が長い
- あまり転職しない
- 学生のl頃から優等生タイプに多い
- やりたいことより役割優先
- コツコツ継続が得意
- 流浪(るろう)キャリアタイプ
- 転職回数は多い
- 得意を絞る
- やりたいこと探しをする
- やる気が仕事のパフォーマンスに出やすい
- 器用な方である
- 満足する感度が高い
- 一貫性がないように見える
以上となります。
企業は人のどこに魅力を感じるのか?
キャリアを積み上げるうえで知っておきたいことは、企業はその人のどこを見て選んでくるかというところですよね。
概ね下記を足し算して決めています。
・スキルや知識
・実績
・年齢
・転職の回数や継続期間
・前職の会社のレベル感
・時流に合うスキルを持っているか?
・会社の不足を補えそうな人材か?
・人間性

いいえ。そうとも言えないです。
私の塾にはそれぞれのタイプの人が来ていますからね。
各々こんなふうに考えています。
一点集中タイプの人 ![]() 私はひとつの仕事しかしていないから転職とかこわいです。 今のスキルがいつまで必要とされるかも不安だし・・・ いろいろ動いたり経験している人がうらやましい。。 |
私はキャリアに一貫したものがないので、これからの仕事が不安です。 履歴書が汚いですし何歳まで転職できるのかな。 一貫したキャリアを持つ人がうらやましい・・・ 流浪キャリアタイプの人 ![]() |
と、こんな感じです。
- お互い隣の芝生が真っ青に見えるようです。
確かに転職市場だけのことを考えると、一点集中タイプの人の方が有利かもしれません。
ただ人生の充実度と言いますか、仕事に対する価値をどこに置くかで答えも変わっていくように思います。
新時代のキャリアの積み上げ
これまでの時代は、「お金と出世の軸」で勝ち組と負け組を判断するみたいな感じでしたよね。
しかし現代はかなり変化しています。
お金はそこそこでも自由な時間や場所で働きたいとか、仕事に求めるモノサシが多様化しているのです。
流浪キャリアタイプの人たちは、自己充実や社会の貢献性などを重視して働いている人も多い。
そんな視点で考えてみると、流浪キャリアタイプの人は自分の幸福度を突き詰めて考える人ともいえます。
そして経験値(経験の幅や種類)も多くなり、好きな仕事に出会える確率も高いです。
そんなモノサシもあるので一概に一点集中タイプの方がいいとは言えませんね。
ぶっちゃけどうしたらいいかな?
混乱してきたわ。。

ひとまず、自分にとっての理想像をもとに方向を決めるといいですよ。
ガンガンお金と出世を追い求める人もいれば、自分らしく働きたいという自己充実ベースで働く人もいていい時代ですからね。
人生の質アップは、自分の価値観の中から導かれるもの。たとえば自由な時間を重視するなら、自由な時間を勝ち取ることを最優先することになる。
ひとまず、本当の自分をより深く理解することが大切ですね。
本当の自分をより深く理解するには、失敗しないキャリアを見つめ直す時におさえるべき10ポイント に詳しく解説しています。
これからの仕事の方向を考えたい人は、仕事の方向性がわからないときに押さえるべき3つのこと をお読みになると概要つかめます。
仕事だけではなく人生の方向も考えたい人は、将来の方向性の決め方【やりたい軸となりたい軸の2択です】 をお読みくださいね。
キャリアを積む上で忘れてはいけないこと
誰もが苦しい思いをして仕事をしたいとは思っていません。
自分らしく働きたいし、自由な場所で好きな時間に好きなことをしていたと誰もが思うことでしょう。
しかし本当に実現できるかどうかは、本人の行動いかんにかかっています。
自分のやりたいようにやるためにもスキルや経験は必要でしょう。
またお金がなければ、悠長なことも言ってられないと思います。
- 自由は権利であり、権利は勝ち取っていくものです。
ちょっと耳の痛いお話でごめんなさいね。
しかしながらおさえるべきところってあるのです。
稼ぐ女性と稼げない女性はここだけ違う【稼ぐ女性たちの不思議発見】 も合わせて読んでみてくださいね。
気持ちも引き締まると思います。
突き抜ける人の共通点
キャリアを積むにあたり、さまざまな考えがあることがおわかりいただけたかと。
これまで多くのがんばる女性たちを支援してきたなかで、突き抜けていく人たちにはある共通点があります。
スキルを身につけ経験を積むために、黙々とがんばる時期が必要ということですね。
なんだか暗くなりそうなお話ですけど、そうじゃないですよ。
人生を楽しむにはそんな時期もあっていいのではという導きのお話です。
「楽しむ」って人によって解釈が違いますよね。
不安や苦しさの時期を乗り越えることも楽しさを感じるひとつの要素です。
特に仕事となれば、やりたくないこともしなければならないときありますからね。
さぁ、ぜひこの記事をきっかけにホントウの意味で人生を楽しんじゃいましょう。
以上になります。
(※この記事を書いている浅野ヨシオの自己紹介)
稼ぎ力の軸となる強みの見つけ方もわかりやすく解説。
少人数制。※個別相談も講座後に1時間できます。
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