強み

他人と比べてしまうクセは「優れた能力」である話【朗報】

他人と比べてしまうクセを自分の強みに切り替える方法【朗報】

他人と比べてしまう人
他人と比べてしまうクセがあります。
いろいろ調べて試したけれど、どうしても直りません。
どうしたらいいでしょうか?

そんな疑問に答えます。

他人と比べてしまう人のよくあるパターンとして、

  • 落ち込む
  • 嫉妬する
  • やる気を失う
  • モヤモヤする

以上のようなものがあげられますよね。なんとも言えない倦怠感です。

そこで結論。

他人と比べるクセを、自分の強みであると認識することをおすすめします。

「なに言ってるの?」と思うかもですね。でも事実なのです。

他人と比べるクセというのは、一種の能力ですよ。

私自身も他人と比べるクセに悩まされていたもののひとり。しかし今はその能力を仕事に活かしています。

本記事では、他人と比べてしまうクセを、自分の強みに切り替える方法について解説します。

この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。2000人以上を指導して知り得たことをお伝えしています。

※3分ほどで読めますのでお時間くださいね。

  • この記事を書いている人の信頼性
現在の私は、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営しています。
女性の生き方やキャリアに向き合う塾を運営。日本経済新聞や日経WOMANなど下記のメディアでも、私のことが取り上げられています。
女性の生き方やキャリアに向き合う塾を運営。日本経済新聞や日経WOMANなど下記のメディアでも、私のことが取り上げられています。
今の仕事が楽しめなくなった女性から、起業や独立を目指す女性まで指導してきました。(地道に10年)。
大和出版より「私はこの仕事が好き!!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法」という本を出版しています。

他人と比べてしまうクセを自分の強みに切り替える方法

他人と比べてしまうクセを自分の強みに切り替える方法

繰り返しになりますけれど、他人と比べてしまうクセを、自分の強みであると認識するといいです。

解説しますね。

他人と比べてしまうクセを一旦受け入れる

他人と比べてしまうクセをお持ちなら、一旦、そんな自分を受け入れてしまいましょう。

他人と比べてしまうこと自体は決して悪いことじゃないですからね。なぜなら自分の”強み”も、他人と比べることでわかるものだから。
もしも他人と比べなくなると、自分の強みも認識できなくなるのです。
  • すなわち他人と比べてしまうクセ自体は問題なわけではないのですよ。

受け入れるコツ

他人と比べてしまうクセを受け入れるコツは、他人と比べた瞬間にメタ認知を意識することです。

詳しい解説は省きますけれど、もうひとりの自分が今の自分をながめるような感じ。

「あ!今、自分は他人と比べてモヤっとしているな」と俯瞰してみるのです。

メタ認知すると冷静さを取り戻すことができます。

視点をズラす

次に相手を見る視点をズラしましょう。

  • (優位点)比べた相手に無いもので自分に有るものはなにか?
  • (利点)比べた相手から見習えるものはないか?
  • (改善点)比べた相手から自分の改善すべき点はどこにあるか?

以上のような視点にズラすのです。

優位点、利点、改善点、どれも自分のメリットにつながる視点ですからね。

視点ズラしの注意点は、自然に浮かんだモヤモヤ感覚を抹消しようとしないことです。

抹消しようとすればするほど注目してしまうものですから。モヤモヤ感覚を一旦受け止め、視点ズラしを行うのです。

そして他人と比べてしまうクセを、いかに自分のメリットにつなげていくかを考えましょう。

他人と比べるとわかる自分の価値

他人と比べるとわかる自分の価値

私たちは比較対象があるから自分の価値を認識できます。

私は女性向けのセミナーを10年以上開催していますけれど、女性指導に強みがあると認識できたからです。

以前、多くの男性講師に「浅野さんは女性の話によく付き合えるね」と指摘されたのがきっかけでした。

そのとき私にとっては自然にできることなのに、普通の男性講師はできないことであると認識できたのです。

もしも他の男性講師を見ることができなければ、認識できなかったと思います。

  • 比較対象がないと自分の価値は認識できないのです。

他人と比べる”能力”について

他人と比べるためには、相手を観察する必要があります。

  • 相手を観察することができると、相手を動かすヒントが得られます。

相手の喜びのツボや、思考のクセを判断し、どのようなことを話せば相手が動くか考えることもできます。

よく「場の空気を読む」という言葉を耳にしますよね。空気を読むにも周りにいる人たちを観察する目は必要です。

つまり他人と比べることができるということは、観察眼があるということです。

観察眼は、社会で生き抜く武器のひとつになりますよ。

他人が気にならなくなるコツ

他人が気にならなくなるコツ

他人が気にならなくなるコツは、自分の得意とするものを見極め、そのエリアから出ないよう心がけることです。

  • この心がけは、社会の中のポジション(居場所)を見つけるということにつながります。

他人と比べてモヤっとしたときは、自分のポジションの外を見たときに起こることです。

演劇舞台を思い浮かべていただきたいのですけれど、俳優さん、照明さん、衣装さん、メイクさん・・・とあらゆるポジションが組み合わさって成り立っていますよね。

それぞれに与えられたポジションがあり、その人の得意なこと(強み)から与えられるものです。

ポジションの違う人にモヤっとすることは、照明さんが俳優さんに嫉妬しているようなものです。

私たちは自分のポジションを確立し、その中で全力を尽くしていく。そうすることで自分も関わる人も幸せになっていく。

そのためにできることは、今自分にできることに注力することですよ。

自分の得意とするものを見つけよう

自分のポジションを見つけるためには、自分の得意とするものを見つけるか作る必要があります。

勉強したり、経験を積むことは言い換えると自分のポジションを作っているとも言えます。

  • そのために注目すべきは、自分の偏執性(偏った行動のクセ)を探ることです。

私たちに、偏執性は必ずあります。

分析の好きな人が学者になったり、人と話すことが好きな人が接客業に就いたりするのも偏執性をもとにした判断軸です。

自分のポジションを見つけるために、どのような偏執性があるか探ってみましょう。

下記の記事をお読みになると、ヒントをつかめますので試してみるといいですよ。

得意なことの見つけ方と仕事にする方法【この仕事が好き!著者が解説】 

他人と比べて明るい未来をつくろう

他人と比べてしまうことをテーマにここまで書いてきましたけれど、最後に大切なことをお伝えします。

自分をもっともっと大事にしていただきたいのです。

他人と比べて自分を卑下してしまうのはもったいない行為です。

どうせ比べてしまうなら、自分のいいところの再確認に使っちゃいましょうよ。

はじめは無理矢理でもだいじょうぶです。次第に生きやすくなりますからね。

人と比べる癖をやめたい気持ちとサヨナラするコツ にも目を通しておくと気持ちも楽になりますよ。

以上となります。

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