私は何の取り柄もありません。
でも起業したいなぁ。
どうしたらいいか教えて。
そんな疑問に答えます。
起業するには、特別な能力を必要とすると考えている人が多いですよね。
しかしながら特別な能力を持って生まれた人はそんなにいませんよ。
本記事は「取り柄がないから起業はムリ」という思い込みを外してもらうために書いています。
起業したくとも取り柄がないと悩む人の問題を解消します。起業に向き不向きの診断シート入手方法も、最後に掲載しました。
- 本記事の内容です
- 取り柄がない人が起業するために知っておきたい3つのこと
- コレという起業アイデアを探すコツ
- 起業に向いているかどうかの診断方法
この記事を書いている私も「取り柄がない」と思って生きてました。
それどころか不器用な方で、親から『人の3倍やらないと周りに置いていかれるぞ』と言われて育ったくらいです。
でも、今回書いたことを実践することで起業できました。
何から始めたらいいかわかります。難しい話はしません。
専門知識を知りたい人にはこの記事は向かないのでご注意ください。3分くらいで読めますよ。
- この記事の信頼性が不安な方へ
※読み飛ばしOKです
この記事を書いている私は、働く女性のモヤモヤ相談やキャリアの棚卸しに10年以上向き合いつづけてきました。2000人以上指導して知り得たことをお伝えしています。
現在、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営。
日本経済新聞、日経WOMANを始め多数のメディアで取り上げられました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法(大和出版)」という本も出版しています。
詳しいプロフィールはこちらです
取り柄がない人が起業するために知っておきたい3つのこと
取り柄がない人が起業するために知っておきたい3つのことをお話します。
- 取り柄が本当にない人はいない
- 小さな成功を拾うことから始める
- 誰を笑顔にするか考える
以上の3つ。
「そんな簡単なこと?」と拍子抜けかもですけど、軽く考えないでくださいね。
- 実践するのは大変です。
情報はあふれているのに起業している人が少ないのは、簡単そうに見える3つのことを深堀りしないから。順に解説しますね。
(1)取り柄が本当にない人はいない
取り柄がない人が起業するために知っておきたいことの1つ目は、取り柄がない人はこの世に存在しないことを肝に命じること。
そして、
- 人は「らしさ」に惹きつけられます。
その証拠に好きな人を思い浮かべてみてください。その人を「優しい人」「クールな人」「おもしろい人」とか表現するでしょう。
すべてその人「らしさ」に関する表現です。
「らしさという取り柄」を表現している。誰しも持っている唯一無二の価値です。
詳しく知りたい人は下記に解説しています。
▶取り柄が欲しい人へ。取り柄がないと思う人の特徴と見つけ方|長所が分かれば自信を持てる
(2)小さな成功を拾うことから始める
取り柄がない人が起業するために知っておきたいことの2つ目は、小さな成功を拾うことから始めること。
過去の経験から小さな成功を拾う必要がある。
- 起業する上で必要なメンタル。
起業するとわかりますが、答えのないドリルを解きまくるような時間が続きます。
「どうしたらいいかわからない」「これをやったらうまくいくの?」と不安を抱えて挑み続けなければなりません。
したがって「やればできる」「なんとかなる」というメンタルがないと不安に押しつぶされ、前に進めなくなる。
そこで小さな成功体験を思い出し、自信の根拠をつかむことは必須ですよ。
「自分に取り柄がない」「誇れる実績はない」と思い込んでいる人はなおさらです。
ちょっとビビってしまった人のためにツールを用意しました。
私たちは失敗したことはよく覚えているのに、うまくいったことは忘れるクセありますよね。そして当たり前にできることを「うまくいった」と認識できない。
そこで、自己肯定感を高める100の質問集を作りました。
この質問集をお使いになるとわかりますけど、思い出せる過去の体験はポジティブなものばかり。忘れていた体験を広い集めるように設計しています。10年の歳月をかけて作りました。
悩まれている人が多いため今回は無料で配布します。必要であれば下記からどうぞ。
※予告なく配布を終了します。ご了承ください。
(3)誰を笑顔にするか考える
取り柄がない人が起業するために知っておきたいことの3つ目は、誰を笑顔にするか考えること。これは起業アイデアをひねり出すために大切なこと。
お金は誰かの悩みを解決するか、欲を満たしてあげたときに発生するもの。つまり誰かを笑顔にすることを考えればお金を生むヒントが得られる。
お医者さんは体調を崩した人を笑顔にしている。お菓子屋さんは甘いものが好きな人を笑顔にしている。難しく考える必要なんてない。
- 過去の自分の悩みや欲
- 身近な人の悩みや欲
- 一般的な人の悩みや欲
などを調べ上げることです。冒頭でお話したように、私も取り柄なんてないと思い込んでいました。
しかしながら婚活中に培ったメールの書き方が、同じ苦しみを持つ人の役に立つことがわかったのです。自分では当たり前にできることでも、できない人にとっては「神」なんてことが起こる。
誰を笑顔にするかを考え、自分にできることのヒントをつかむのですよ。
スキルなしから起業にたどり着く方法|スキル・経験は後から仕入れよう【起業の盲点】を合わせて読むと理解も具体的な行動につながりますよ。
「コレ!」という起業アイデアを探すコツ
「起業アイデア」というと唯一無二のことを考えようとする人がいます。そんな必要ない。初めは存在している仕事から選び出すレベルで充分。
私は講師の仕事をしていますが、初めたときから講義内容が全て決まっていたわけじゃない。一つ一つ積み上げました。
社会に転がる「悩みや欲の種」を解決することを考えるのです。
起業アイデアのネタを探すなら以下の6つのカテゴリから探すのが良いです。
- 自分の中から探す
- 知人の中から探す
- 社会の中から探す
- 競合者の中から探す
- 流行り(トレンド)から探す
- 海外から探す
詳しい解説は 起業したいけれどネタがない人向け|失敗しないアイデア探し入門 に書いてます。
ありがとうございます。そもそも私は起業に向いているのか気になるわ…
起業に向いているかの診断方法
起業に向いているか否かの判断は確かに難しいです。適正が多少劣っても、やりたいという思いが適正をカバーして成功している人も多いですし。
とりあえず起業に向いているか否か見分けたい人のために、早わかり診断シートを作りました。70の質問に「はい」「いいえ」で答え、数えるだけで診断できます。
私も完全に起業したのは50代に入ってからですからね。迷う人のお気持ちもよくわかります。必要な人は下記からどうぞ。
※予告なく配布を終了する可能性があります。ご了承ください。
会社員の道と起業の道
会社員であれば安定した給料が支払われる安心感がありますよね。でも、会社の方針に従わねばならないため不自由さは否めません。
一方、起業するとなんでも自分で決められる自由さはあります。しかしながらお金が稼げる保証は一切ありません。
つまり会社員であろうと起業しようと「いいこと尽くし」は存在しないのですよ。どこにやりがいを感じ、何に苦痛を感じるかを元に総合的な判断をするしかない。
総合的な判断をするためには、自分の生き方そのものを考えることになる。
かくいう私も「会社勤務のみ」「会社勤務と副業」「起業」という経緯を経て現在に至ります。
パッと動けない気持ちもよくわかります。じっくり時間をかけて考えてみてくださいね。
下記の記事も参考になると思います。ピンと来る人だけお読みくださいね。
▶人生の方向がわからない人は必読!わからない理由と解決のコツ
私は会社を辞める踏ん切りがつきません。どうしたらいいかな?
今の仕事を辞める踏ん切りをつける活動100選 シート(無料)
起業したいと思っても、今の仕事を辞める勇気がなくお困りの人もいると思います。無理もありません。じっくり取り組むべきこと。焦らない。焦らない…。
そこで、今の仕事を辞めたいと思い始めた人のために、今の仕事を辞める踏ん切りをつける活動100選シートを作りました。
仕事を辞められたクライアントからヒアリングを行い制作したものです。他では入手できない貴重なものです。
こちらも今だけ無料でお配りします。必要な人はどうぞ。
※予告なく配布を終了致します
起業した女性たちのインタビュー
本記事に書いたことを実践し、起業した人のインタビュー動画を撮りました。
特別な取り柄がある人たちではありません。自分らしく生きる&働く人生を選択した人たちの動画です。
(※各4分くらいです)
参考にどうぞ。
自分が何者かを知りたい女性限定講座。本当にやりたいこと、収入を生むオンリーワンの強み、その答えを二人三脚で見つけます。職歴に左右されない生き方の方法や、転職・仕事の悩みも解決します
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