仕事に自信がない人に足りないもの【肯定的な自己評価の思考だけ】

仕事ができない方ではないけれど自信がないです。
私に何が足りないですか?
そんな疑問に答えます。
仕事に自信のない人は、スキルや実績が足りないからと思い込んでいる人が多いですよね。それは違います。
これまでのスキルや経験を肯定的な目線でとらえているか、否定的な目線でとらえているかの違いなんですよ。
本記事では仕事に自信がない人に足りないものや、自信なくても行動力があがる話についても書いています。
この記事を書いている私は女性の生き方やキャリアに向き合う塾を10年間続けています。
これまで20代の新卒女性から上場企業の管理職女性まで、転職や起業に役立つ各個人の“強み”を見出し続けてきました。
「私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法」という本を出版するなど、楽しく生きています。
(※商業出版です。自費出版ではありません)
この記事の目次
仕事に自信がない人に足りないもの【肯定的な自己評価の思考だけ】
仕事に自信のない人に足りないものは、これまでのスキルや経験を肯定的に受け止める能力です。
自信というものはスキル・知識・実績に代表される実力によって左右されると思いこんでいる人多いです。
それは間違い。
実力はない(もしくは少ない)けれど自信ある人はたくさんいます。
違いはひとつ。
ひとつ例をあげて解説します。
今月の目標数字を上回る営業成績をあげた自信のあるA子さんと、自信のないB子さんの違いです。


上司のフォローがあったからですよ。
自分より成績のいい人たくさんいるし・・・。
ぜんぜんです・・・。
自信のあるA子さんは、自分の成果をそのまま肯定的に受け止めていますね。自信のないB子さんは、否定的にとらえている。
ここに大きな違いがあります。
A子さんは今後、ますます自信を深めて行動するアクセルをより踏み込むようになるでしょうね。
一方、
B子さんは行動のブレーキが効きっぱなしで自信がつくことはありません。
自信はスキル・知識・実績の度合いによって育まれるものではなく、自分のとらえ方によって決まるものです。

はい。確かに表向きはよく見えますね。人から嫌われにくいでしょう。
しかしながら謙虚なことと自信のないことは違います。
本当の謙虚さは、自信のある人に宿るものです。
もっと自分を高めようと自分を律しているからこそできることです。
自信のないことを謙虚とは言いません。はき違えないように注意してくださいね。
肯定的な自己評価をする自分づくり3つのコツ
自信のない自分から卒業するために、肯定的な自己評価をする自分づくり3つのコツを解説します。
(1)行動した成果を肯定的に変換する意識づけをする
自分が行動して残した成果は、すべて自分も関わっていることだとポジティブ変換するように心がけましょう。
宝くじが当たったとしたら「たまたま」ではなく「買ったから」です。
(2)小さな成果(成長)をキャッチすることを意識
どのような小さな成果(成長)だとしても、常に拾い上げるクセをつけていきましょう。
たとえ失敗したときでも「◯◯すると失敗するのだとわかった。次は失敗しないように□□しよう」と考えると小さな成果を拾ったことになりますね。
(3)過去の経験を見つめ直す
(1)と(2)の思考をもとに、これまでの過去の経験をすべて見つめ直してみましょう。
過去に起こったことへの否定的な思い込みを剥がす作業です。
過去に起こった辛い経験から育まれる能力というものもあります。
「負のギフト」と私は呼んでいます。
わかりやすい例では話し方を教える先生たち人は、大抵、昔は「人に伝えることが苦手だった人」の場合が多いです。
もちろん辛い経験だけではありませんよ。
自分の残した過去の実績を、「たまたま運が良かった」とかで忘れていることもあると思います。
「過去の経験を見つめ直すガイドが欲しい」という人は、自分の棚卸&分析に使える70の質問集 を無料でお配りしていますので下記からどうぞ。
自信ないことも立派な強み
自信がないことも肯定的な視点で見てみると、さまざまな強みを生み出していることがわかります。
- 多少の成果でいい気にならない
- 慎重さを生み出す
- 万全な下調べをするようになる
などですね。要はとらえ方ひとつですね。
自分の強みを見える化しよう
自分の強みを見える化すると自信が湧き上がります。
スキルや実績の棚卸しやキャリアの価値を、体系的にきちんと言語化することです。
漠然としていると「もっとすごい人いるし」と考えてしまい自信が湧きません。
自分の強みを見える化する方法【事例も公開】に、具体的に行う方法が書いてあります。
自信がないときでも行動力があがる話
「動かなければ自信をつける種ができない」と考えることです。
とにかく動いたもの勝ちということですよ。
ヒトに「自信のある・ない」は必要ない話
地球上にいるあらゆる生物の中で「自信がある・ない」で行動を決めてしまうのはヒトだけです。
自信のないライオンがシマウマを狙わないという話を聞いたことはないですし、容姿に自信のないパンダも見たことはありません。
「自信」というものは高度な知識を持つヒトだけが持ってしまうへんな行動コントローラーです。
ヒトが特別な存在だと思うのは人間の勝手なエゴ。
私たちも一種の動物でしかないはずですから。
自信があろうがなかろうが、目の前のことに全力でぶつかっていくだけですよね。
以上となります。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません