起業・副業

女性の起業はうまくいかない!を覆す失敗しない3大ポイント

女性の起業はうまくいかない!を覆す失敗しない3大ポイント

起業してもうまくいかないかもと不安な女性
起業してもうまくいくか心配です。
「ココだけ押さえよう」みたいに失敗しない重要ポイントだけ知りたいな

そんな疑問に答えます。

 

本記事で、起業してもうまくいくかどうか怖いという不安を解消することができます。

 

ココだけは押さえようという3つのポイントをわかりやすく解説しています。

 

この記事を書いている私は女性の生き方やキャリアに向き合う塾を9年間続けています。

 

これまで延べ2000人の転職や起業に役立つ各個人の“強み”を見出し続けてきました。

 

私はこの仕事が好き!!自分の“強み”を活かして稼ぐ方法」という本を出版するなど、楽しく生きています。

(※商業出版です。自費出版ではありません)

 

女性の起業はうまくいかない!を覆す失敗しない3大ポイント

女性の起業はうまくいかない!を覆す失敗しない3大ポイント

ポイントをご紹介する前に、「女性の起業はほんとうにうまくいかないのか?」についてお話します。

 

廃業者は確かに多いですが、止むに止まれぬ事情があるということがわかりますよ。

 

女性が起業しても廃業してしまう確率と原因

厚生労働省発表「平成18年版 働く女性の実情」によると気になる記述がある。

女性の離職率(平成 9 年 10 月時点での自営業主数に占める割合)は 22.9%となっており、男性の離職率(11.8%)と比べ、約 2 倍となっている。

女性は、「病気・高齢のため」が 28.4%と最も高いもの の、男性にはほとんど挙げられていない「育児のため」「家族の介護・看護のため」が それぞれ 4.9%、6.1%となっているのが特徴的である。
引用:https://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/04/dl/h0420-2a.pdf

以上のようになっています。

 

女性は確かに男性にくらべて廃業率は高い。

 

しかしながら、女性の能力が低いということではないということもわかるデータですので頭に入れておいてくださいね。

 

女性が起業に失敗しないための「ここだけ押さえよう」ポイントは?

女性が起業に失敗しないためには、下記の3ポイントだけは絶対に忘れないようにしてください。

 

1.           「好き」の感情に負けないこと

2.           「探す・伝える・売る」から逃げないこと

3.           アウトプット前提で学び続けること

 

順にわかりやすく解説します。

 

1.      「好き」の感情に負けないこと

 

好きなことを仕事にしていくことは私も大賛成です。私自身も好きなことを仕事にしていますしね。

 

しかしその一方で「好きな感情に負けてはいけない」側面もあります。

 

どういうことかというと、事業として成り立つかどうかというシビアなところにも目を向けなければなりません。

 

「ファッションが好きだからファッションのこと」

「育児で悩んだ経験があるから育児のこと」

 

みたいに「やりたい」「好き」を単純に考えていると、

 

・競争が激しく稼げない

・需要が少なく集客に苦労

 

という状況になり廃業に向かってしまいがちです。

 

好きなことは好きなこと前提で、ビジネスとして成り立つかどうか冷静に見きわめていくことは大切です。

 

2.      「探す・伝える・売る」から逃げないこと

起業すると、下記の3つを必ず行う必要があります。

(1)お客さまを探すこと

(2)お客さまに価値を伝えること

(3)お客さまに売ること

これはマーケティング(お客さまに価値を伝えて販売につなげる行為)と、セールス(お客さまに売る事)と言われるものです。

 

つまらないし、好きな人はほとんどいません。(好きな人はラッキーです)

 

「私は苦手」と逃げてしまう人が多いので注意。

 

商品やサービスを考えている方が、ワクワク感もあるので楽しいお気持ちは理解できますけれど目を背けないようにしましょうね。

 

  • 販促活動から逃げていた私の例

かくいう私も会社員時代にマーケティング&セールスから逃げていた経験があります。

商品の開発を創業社長(父)から受け継ぐようなかたちで私がやっていたのですが、当初はせっかく作っても倉庫でホコリかぶっていました。

最初は売れない原因がわからず、商品の性能とかに問題があるのかなと考えていました。

その後、うす暗い倉庫の中で、売れない商品をぼんやりながめていて気づいたのです。

「ココにこの商品があるって誰が知ってるんだ?私だけ?」と。

これじゃあ売れるわけありませんよね。

そこでお客さまに知っていただくための宣伝広告の手法を含めて売るための方法について学び、最優先で行うようにしていました。

お恥ずかしい話ですが、売れない時期を経験して気づけたという感じです。

 

 

  1. アウトプット前提で学び続けること

意識が高い女性は頭が下がるくらいほんとうによく学びます。

 

しかし、学んで満足してしまう人も多いなぁという印象です。

 

「学んだことを実践して身につける」ことを避けがち。

 

「知っている」と「できる」は天と地の差があります。

 

料理の作り方やレシピは簡単に手に入るけれど、美味しく作るためには何度も実践することが必要になりますよね。

 

簡単な理屈なのですが、ビジネスになるとゴソッと抜け落ちてしまう女性が多いです。

 

インプットするときはアウトプット前提でやらないといつまでも勉強ばかりして前に進まないという現象が起こります。

 

起業を考えるのであれば大切なことですよ。

 

起業を成功している女性が乗り越えていること

起業を成功させている女性が乗り越えていること

私は仕事柄、女性の起業家さんたちとお話することが多いです。

 

人の何倍も努力して生き残っています。ここは男性と変わらないですね。みなに共通しているのは、

時間とモチベーションの壁を乗り越えています。

前述したように、育児や介護で自分の時間がとれないという壁にぶつかったことのあるお話をよく聞きました。

 

子どもをおぶって顧客先に出向いたなんて武勇伝をお聞きしたこともあります。

 

時間が潤沢にある女性なんてほとんどいませんでした。

 

「それでもやる理由」はありますか?

起業がうまくいって軌道にのっている女性たちは、どんなツライことがあっても「それでもやる理由」があります。

 

「お客さまの笑顔がうれしい」「社会のためになることをしたい」「子どもの教育費を稼ぎたい」など理由はさまざまですが、揺るぎないモチベーションを持っていますね。

 

このモチベーションが、厳しい現実の壁を乗り越えていくものになります。

 

「会社員」と「自営業」の違い

 

「会社員」と「自営業」の違い

会社員は時間の量り売りです。

 

毎日会社に通い業務をこなすことで対価を得る仕組みです。

 

少なくとも決まった賃金は確保できます。

 

一方、自営業は自分で価値を提供できるようにならなければなりません。

 

価値を提供できなければ何時間働いてもゼロ円です。

 

もしも会社員としてこれまで働いていたなら、考え方をガラッと変えなければならなくなります。

 

自営業者の娘さんが成功しやすい理由

ご両親のどちらでもいいのですが、自営業者の娘さんは起業したときに成功している人が多いです。

 

ご両親の背中を見て育ち、「自分で価値を提供できるようにならなければならない」という自営マインドが身についていることが要因と考えています。

 

具体的には、ここぞというときは寝る間も惜しんで突っ込んでいく行動力がありますね。

 

起業に成功する女性が持つ意外な特徴15選【あなたにもチャンス】も参考まで。

 

人によって「起業がうまくいく」の基準は違います

人によって「起業がうまくいく」の基準は違います

「起業がうまくいく」の基準は人によって違います。

 

月5万円稼げればいいという人は、月5万円稼げれば「うまくいっている」ということになります。

 

「自分はどこまでやるつもりか?」をイメージして挑むことが大切です。

 

・既婚か未婚か?

・子どもの数は?

・旦那さんのタイプや職業は?

・どこに住んでいるか?

 

など女性の仕事をする環境は人によって違います。

 

起業となりますと、それ相応の時間を仕事に費やしていくことになります。

 

ご自身のプライベートのことも考えつつ、自分の中での「うまくいく」とはどのような状態なのかをあらかじめ考えておくことは必要ですよ。

 

起業しようとする女性のよくある思い込み

起業しようとする女性のよくある思い込み

起業しようとしていても、なかなか動けない人に出会います。

 

他の人がやっていない自分だけにできることをしなきゃという思い込みに縛られていることが多いですね。

 

うまくいっているやり方をアレンジしたり、他の業界で成功している例をマネるなどという発想を組み入れましょう。

 

起業したいけどアイデアがない女性のための起業ネタ探し方入門を参考にしてみるといいでしょう。

 

「女性の起業はうまくいかない」をくつがえすビジネスの女神

「女性の起業はうまくいかない」をくつがえすビジネスの女神

『人の“悩み”と“好き”に全身全霊をかけてきた女性』にビジネスの神様は微笑んでいます。

 

自分がやりたい&やりたくないという気持ちも大切なことは否定しません。

 

しかし「価値を生み出して提供できる=起業女性」とは、自分以外の人を幸せにできる人と言えます。

 

多少の利益を削ってでも貢献したい気持ちを持つ女性は、男性以上に多い印象です。

 

「女性の起業はうまくいかない」ということはないはずなのです。

 

「迷ったらやってみる。やってみてまずいところは改善する」というマインドセットで突き進むといいでしょう。

 

具体的に自分にどのような価値提供できるものがあるか考えたい人は、こちらの講座で自分を深堀りしてみるのもいいでしょう。

 

以上となります。それでは幸せな起業ライフをお過ごしくださいね!

この記事を書いている人

この記事を書いている人

“強み”を見出す専門家 浅野ヨシオ

  • 本人のわからない”強み”を見える化するプロ/
  • 強みを軸にする仕事や競争しない起業をしたい人を支援/
  • 通算12年。延べ2000人の実績/
  • 著書:私はこの仕事が好き!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法/
  • 取材実績:日経新聞・日経ウーマン・プレジデント/

 

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