強み

自分の特徴を強みに切り替える方法【お金に変わる強みの探し方】

自分の特徴を強みに切り替える方法【お金に変わる強みの探し方】

自分の特徴を強みに切り替える方法を知りたい人
自分の特徴を強みに切り替える方法ってあるのかな?
そもそも特徴と強みの違いもよくわからないなぁ。

そんな疑問に答えます。

「自分の特徴」と「自分の強み」はいったいどこが違うのでしょう?

その違いを知っておかないと、自分の強みがわかりにくくなります。

本記事では特徴と強みの違いや、自分の特徴を強みに切り替える方法についても解説します。

この記事を深読みすると「自分に強みなんてないかも」という不安から解消されますよ。

  • この記事を書いている人の信頼性
現在の私は、自分スタイルで生き抜く人づくりの会社を経営しています。
女性の生き方やキャリアに向き合う塾を運営。日本経済新聞や日経WOMANなど下記のメディアでも、私のことが取り上げられています。
女性の生き方やキャリアに向き合う塾を運営。日本経済新聞や日経WOMANなど下記のメディアでも、私のことが取り上げられています。
今の仕事が楽しめなくなった女性から、起業や独立を目指す女性まで指導してきました。(地道に10年)。
大和出版より「私はこの仕事が好き!!自分の”強み”を活かして稼ぐ方法」という本を出版しています。

「特徴」と「強み」の違い

「特徴」と「強み」の違い

結論から先にお伝えすると「特徴」と「強み」には概ね2つの違いがあります。

  • 「特徴」と「強み」の違い
  • 比較する対象が限定されているか?
  • メリットを与えることができるか?

という違いです。

「特徴」の意味を調べると、「他と異なって特別に目立つしるし」とあります。

他と異なっているという点では「強み」も同じです。

しかし「特徴」は比較する対象に限定はなく、誰にもメリットを与える必要はありません。

ところが「強み」は比較対象が限定され、さらに誰かしらにメリットを与えるものでなくてはいけません。

たとえば、「TOEIC950点の人」では単に「特徴」を伝えているだけになります。

ところが「自社の製品を英語で解説できる唯一の人」となると、英語ができることが「強み」に変わります。

この違いをよく覚えておいてくださいね。

自分の特徴を強みに切り替える方法

自分の特徴を強みに切り替える方法

前に述べた例を整理すると、

《特徴》:TOEIC950点の人

《強み》:自社の製品を英語で解説できる唯一の人

となります。

大切なことなのでもう一度まとめると

  • 比較する対象が限定されている。
  • メリットを与えることができる。

以上の2つをおさえると「特徴」から「強み」に切り替わります。

つまり、

  1. ほかの人との違い「特徴」を書き出す
  2. 「特徴」をもとに誰にどのようなメリットを与えられるか考える

1~2のプロセスを経て自分の特徴を強みに切り替えることができます。

そもそもの特徴も思い浮かばないし、ましてやメリットを与えると言われても・・・
どうしたらいいかなぁ。
うーん
うーん

お気持ちお察しします。

特徴や強みと言われると、すごいことでなければならないみたいな感じがして、頭が固まってしまいますよね。

強みに値するものは、自分ではなにげなくやっていることも多く、すごさなんて自覚できないのが普通です。

とにかくゆるく、ゆるく考えていきましょう。コツを次に解説します。

《1》特徴を考えるコツ

自分の特徴を考えるときは、

  • 好きなこと
  • 嫌いじゃないこと
  • 苦もなく続けられること
  • 時間を忘れてしまうこと
  • 興奮して話してしまうこと
  • びっくりされること
  • こだわること
  • ほめられること
  • 驚かれること
  • 頼られること
  • よくお金を使うこと
  • 早くできること
  • 子どものころからの習慣

以上のような視点で自分を見つめ直してみましょう。

ささやかなことでもいいので箇条書きに書き出していくといいです。

仕事だけではなく、プライベートでやっていることからでもOKですよ。

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《2》メリットを考えるコツ

自分の特徴を考えたら、次にメリットを考えます。

メリットとは

  • 不満を解決する
  • 不安を解消する
  • 欲を満たす

のいずれかのことになります。

むずかしい話ではありませんよ。

  • 欲と悩みに寄り添ってあげられそうなことを考えることです。

先ほど書き出した自分の特徴をもとにして、どのような欲や悩みに応えることができるかを考えるのです。

「誰になにができるかな?」という視点を持ちシンプルに考えてみましょう。

  • 誰になにができるかの例
  • 料理ができる⇒お腹が空いた人のお腹を満たしてあげる
  • 英語ができる⇒英語が話せない人に教えてあげる
  • 整理整頓が好き⇒片付けられない人の部屋を片付けてあげる

みたいな感じです。

まとめますと

特徴を見える化して、あとからメリットを与える対象者を考える流れです。

ごちゃごちゃに考えると頭が固まりますよ。

世の中にある仕事は、

  • 不満を解決する
  • 不安を解消する
  • 欲を満たす

以上のいずれかによって生み出されるものです。

お医者さんは体調の悪い人の不満を解決し、保険会社さんは将来のことが心配な人の不安を解消しているようにです。

自分の特徴を強みにまで落とし込んでいくとは、お金にも変わる大事なプロセスということです。

今後、起業することも考えている方は、今のうちからじっくり考えたほうがいいですよ。

なるほど。ちょっとわかってきました。
でもなんかまだボヤッとした感じがします。
もっと自分の強みに確信を持てるようになりたいな。
うーん
うーん

自分の強みに確信を持つ方法

自分の強みに確信を持つ方法

自分の強みに確信を持つ方法をご紹介します。

(ステップ1)強みの原点を探る

(ステップ2)自分にしかない強みをプロフィールに表現する

以上の2ステップを行うことです。

(ステップ1)強みの原点を探る

自分の強みのルーツ(起源、由来、原点)がわかると、腹落ち感が違います。

  • 強みが培われた元となる経験を思い起こすことです。

私の塾の卒業生である株式会社NTTデータに勤務する営業職の泉綾子さんは、幼少のころ、気分屋の友人とのお付き合いに苦しまれた経験があります。

友人の顔色を伺い続けて毎日を過ごしていました。しかしその経験は、現在の営業職に活かされています。

お客さまの顔色を見ながら営業スタイルを変えることができるのです。ビジネス誌でも取り上げられました。

※彼女のブログ記事はこちら。当時の様子が書かれています。

強みが培われた元となる経験を思い起こしていきましょう。

強みの原点を探る方法についての詳しい解説は、自分の強みに確信が欲しいならできることの原点を見つけように書いてます。

(ステップ2)自分にしかない強みをプロフィールに表現する

強みの原点を探り終えたら、自分にしかない強みをプロフィールに落とし込むことで確信に変わります。

目に見える実績だけを書く履歴書型のプロフィールではありません。

哲学者アリストテレスの人を動かすときの3原則(※「論理・信頼・共感の3要素で人は動く」という教え)がもとになっているものです。
  • 「ブランド・プロフィール」と私は名付けています。自分を客観視することになるので、自分の強みに確信を持つにはピッタリです。

下記が泉綾子さんのブランド・プロフィールです。参考にどうぞ。

1978年生まれ。
仲間外れを繰り返す友人関係に悩み、顔色から相手の喜ぶキャラクターを演じ分ける幼少期を過ごす。早稲田大学卒業後、企業の求める人物像に沿って表に出す自分を的確に使い分け、競争倍率30倍超とされるNTTデータに入社。30年前の化石化した旧バンキングシステムを最新式に再構築する事業に配属されるも、設計書が存在しない状況に直面。生き字引化した気難しい社員から知識を引き出し、設計内容を紐解き、全国500以上の金融機関へ365日フル稼働する新システム移行を実現。資料やマニュアルに残っていない情報を聞き出す技術を駆使し、130社の企業を調査。実現不可能と言われた複雑な外為法遵守業務を簡略化するWEBサイトを商品化。商品説明を行わない独自の営業スタイルを構築し、販売開始2年で年商10兆円超の大企業を含む4社から総計2億円超の受注を獲得。企業内に眠る埋もれた職能を活かし巨大ビジネスを動かす仕掛け人として期待される。

強みの原点も描かれたプロフィールです。

自分が誰に何ができるのか、その根拠となる実績やエピソードも盛り込むことになります。

このようにすることで自他とも認める自分の強みとして表現することができます。

ブランド・プロフィールの詳しい解説は転職に成功するうまいキャリアの棚卸し|職務経歴だけでは不足 に書いてます。

以上になります。

ここまでまとめると、

  • 自分の強みに確信を持つ方法
  • (ステップ1)強みの原点を探る
  • (ステップ2)自分にしかない強みをプロフィールを作る

となります。

《おまけ情報》
事例で紹介した泉綾子さんも参加した講座はこちらです。

【注意】強みは2つのタイプに分かれる

強みは2つのタイプに分かれるのでご注意くださいね。知っておかないと強みを強みと認識できなくなりますので。

  • シングル集中タイプ
  • マルチ多重タイプ

の2つです。

シングル集中タイプの人は、1つのことに集中して力を発揮するタイプです。

長く続けることやトコトン突き詰めることができます。得意で際立つ専門性を身につけられる強みがあります。

スペシャリスト(専門的な知識やスキルのある人)に多いタイプですね。

マルチ多重タイプの人は、器用さが強みです。あれこれ並以上のことを早くできるようになるのが強みです。

ゼネラリスト(広い範囲の知識やスキルを持つ人)に多いタイプですね。

ちなみにですが、

シングル集中タイプの人は自己満足する沸点が低めでなかなか満足しない傾向があります。

そのため褒められても受け入れられなかったり、ちょっと柔軟性に欠けてしまうこともあります。

マルチ多重タイプの人は自己満足する沸点が高めの傾向があり、満足しやすい傾向があります。

そのため少し同じことを続けると飽きてしまう傾向があります。

  • しかしながらここでお伝えしたいことは、絶対に短所と考えてはいけないということです。

それぞれの「特徴」でしかないからです。

もしもこの特徴を失うと、それぞれの強みを失いかねないのでご注意くださいね。

(最後に)なにもないのも強みです

(最後に)なにもないのも強みです

本記事では自分の特徴を強みに切り替える方法を中心にお伝えしてきましたけれど、最後に補足があります。

この記事をお読みになっても、自分の強みがわからず悩まれてしまう方もいると思います。

百歩譲って自分に強みがなかったとしても気落ちする必要はないです。

なぜなら強みは作り出すことができるから。

輝いて見える実績もスキルもある人たちも、誰だって最初はゼロなんです。

キラキラに見えるアノ人もコノ人も、裏ではコツコツ地味な積み上げやっていますよ。

光強く当たる逆側は、濃い影が出るなんて感じです。

もしも自分には何もないと思えたら、思えること自体が強みです。

失うものがないわけですからね。なにをしてもプラスしかない。

上を向いて歩みを進めていきましょう。

以上となります。

(※この記事を書いている人の自己紹介

この記事を書いている人の講座

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