浅野の過去

強み探しは目的ではない理由

■『女性のための自分力養成アドバンス講座』5期 
 平成25年4月開講(予定)

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大晦日は朝から原稿作りに向き合っています。自分にしか出来なかったことを誰でも再現できるように噛み砕く。そんな文章にできれば理想的。これがすごく苦しいけどその理想に近づけるように頭を振り絞っています。昨年の大晦日。浅野塾の受講生の課題の締切日にしていました。みな忙しい中、必死になって作ってきた課題を提出してきました。つい先日のようです。そのちょうど一年後に自分が同じように自身に向き合う中に身を置いているって言うのも何かの運命なのかもしれませんね。
先日、ある著者さんと飲んだ時、「久しぶりに本を書こうと思ってるの。伝えたい事ができたから」と語っていた。まさにそうだなと共感。伝えたい事がイコール読者に求められているかはまた別のお話。本は有料ですから、お金を出してでもその情報を知りたいという気持ちになってもらって初めて成立。これがとても難しい。自分の伝えたいことをそのまま垂れ流せばいいというお話じゃないんです。正直言って割が合わないものなんです。途方もない時間を費やしてもどうなっていくかわからないものでもあるので。それでもやるのは伝えたいものがあるから。「この情報が世に出れば助かる人がいる」という気持ちがあるからです。

浅野塾の受講生たちにいつも探してもらっていることがあります。それは自分の経験や知識の中で人の役に立つものは何かです。「人の役に立つ」ということは相手に出来ないことを提供しているという要素があるはず。そこを突きつめていると強みが何かがあぶりだされてくるはずなんです。
「あなたの強みは○○です」とその場で誰かにアドバイスされてもその時はうれしい気持ちになりますが、時間が経つと行動に移せずに終わってしまうというようなことも起こります。
自分の生い立ちから現在までを振り返って成果を出してきたことの根拠を探す。このプロセスがないと腹落ちせず、行動する覚悟も決まりません。感情ってゆっくり燃えていくものなんです。
大きな実績がないと嘆く人の気持もわかります。実績が豊富にある人の方が少ないので安心してください。自分では大きなものだと思わなくても見過ごしてきた今までの成果を掘り起こして自覚する。それだけでも、「今後は○○していこう」という強い欲望が生まれます。
そこがふわふわと漠然としていると覚悟が付きにくい。人間ってなんとめんどくさい生き物なんですよね。でもそこがおもしろいのだと思います。

来年はまた新しい出会いをみなで楽しんでいきましょう。
今年一年もありがとうございました。よいお年を!

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