浅野の過去

人情の出版社

「青春出版社」という出版社。

海のものとも山のものとも知れなかった
浅野に著者の道を切り開いてくれた出版社でもある。

そしてその後、Big tomorrow誌の単企画や連載もさ
せてもらった。

更に、浅野塾の卒業生にも目を向けて
くれてBig誌で取り上げてくれた。

まさかこれだけ深くお付き合いが出来るように
なるとは思わなかった。

この会議室に来るのももう慣れた。

いい!なんか地味でいい(笑)

こちらのビルも築年数が40年を超えている
そうで「昭和」のにおいがプンプンする。

たまらなく好きだ。

決して大きな出版社ではないかもしれない。

きれいなオフィスビルの中にあるデカい出版社
にもお声掛けいただきノコノコ行くこともある。

だけどやっぱりここが好き。

味もそっけもないこのツブツブ穴の天井。


ベストだ!

昭和のビルの天井はこうでなきゃ。

「出版社は心意気と内容で勝負だ!」

と言わんばかりの

この味気ないツブツブタイル。

そう言えば大学生の頃、バイクでコケて入院
した時の病院もこの天井タイルだった。

中野編集長とのお付き合いも4年になった。

中野編集長は元々体育会出身。

新卒で青春出版社に入社して現在までずっと
青春一本にお勤め。

こういったキャリアの編集者さんも珍しい。

なんか好きなんですこういう異端な人。

出会うべくして出会ったなぁと感じる。

中野編集長に渡した資料も随分多くなったな、、、

打ち合わせも肝心の本の話よりマラソンとかこちらの
社屋がいかに古いかの話の方が長いかも(笑)

お茶すすりながらゆったり。

出版社も数多く存在しますけど、自分に最初に「買い」
を入れてくれたご縁は大切にしたい。

規模がデカいとかビジネス的にどうのとか・・・
そういうものを超えた人間的なお付き合い
をしていく。

ここはそれが実現している空間。

浅野塾の卒業生たちもここに呼ばれるようにどんどん
なって欲しい。

「えー!わたしなんてそんな・・」

って声が聞こえて来そうだけど

自分の売りを自覚して、客観的な表現をしっかり
すれば全然遠い道じゃない。

そんな女性の方が、必要とされている情報持ってたり
する。

彼女達の取材が決まった時のあの喜ぶ顔がたまらない。

自分という存在に本当に価値があるんだって実感できる
瞬間でもあるから。

名前もSNSで公表しなかったような人たちが
取材を受けてがらっと変わるあの脱皮感。

顔全体で表現する喜び。

取材がどうのではなく、あの自分自身の価値を
感じているときの充実した表情。

それを見るために講師やってるなぁ~♪

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