浅野の過去

近代日本を支えるリーダーの強みを見つけ続けた先生

いよいよ今年も残すところあと1日になりましたね。

昨日は、講師としての初心を保ち続けたいという欲望に駆られ、
一人冷たい雨の降る中、

東京都世田谷区にある松陰神社に行きました。

なぜ松陰神社?

これから受験でもするの?

という感じですよね。

『魂の女性成長支援・浅野塾』

というネーミングは学問の神様と呼ばれている吉田松陰
が開いていた「松下村塾」をイメージしてつけていただい
たもの。

幕末動乱期、後に明治維新を打ち立てることになる多数の
門下生を輩出したことで有名な「松下村塾」。

シャネルのコピーなども手掛けているコピーライターの
田中ミエさんに名付けていただいた。

ミエさんは、講師を始めた頃からお世話になっていて、
私がどのような講師かを熟知されていた。

そこで独立した講座をやろうと発起するにあたり、
ネーミングを考えていただいた。

すると、

「浅野さんは平成の松下村塾を作るイメージよ」

と言われ「浅野塾」というそのままの名前になった。

当時はその意味がよくわからなかった。

そこで松下村塾をこの目で見たい。
何かこれからのヒントを得たいという思いでやってきた。

こちらが「松下村塾」↓

すごく小さいんです。

パッと見た感じでは10畳程度でしょうか、、、

本当にこんな小さな平屋のようなところからそんなに
すごい人達が生まれたの??

と疑いの目を持ってしまいました。

お恥ずかしいお話。
松下村塾や吉田松陰がどのような人かそれまで
殆ど知らなかった。日本史の教科書に書いてあった
学問の凄い人だよね、程度に思っていました。

その後、色々と調べてみるとのめり込んでしまいました。吉田松陰は
長州藩の下級武士・杉百合之助の二男。決して身分の高い家柄の人
では無かった。そして、吉田松陰が登壇する松下村塾は1856年から
たった2年半程度しか開催していない。受講生は総数で90人程度。
決して多くはありません。それなのに高杉晋作や伊藤博文を始めと
した近代日本の原動力になるような逸材を多数育てた。

なんでそんなことができたんだろうと不思議に思いました。

松下村塾の前にあったこの看板。
コチラにこんな事が書いてあります↓

(中略)

(松下村塾は)身分に関係なく誰でも入塾でき、先生は塾生
それぞれをよく観察、記録し、そこで気づいた大切なことは
手紙にして渡しました。先生が手を加えて正していく教育で
は無く、自分で気づかせ、個性を生かす心の通い合う教育
でした。
塾で学んだ塾生は総勢90名前後と言われ、彼らの
活躍あって現在の日本があるのです。

これを読んだ時にまさに昨夜書いたブログ記事の
理想の講師』に通じるなと思いました。

真の教育とはこの看板に記載のある
「自分で気づかせ個性を生かす心の通い合う
教育」
ではないかと

それはどんなに時代が変わろうと変化があるとは思えない。

これを実際にやるのは本当に大変です。

もの凄く時間がかかるし、受講生も辛いし、教える方も忍耐が必要。

自分も講師をしているのでよくわかる。

講師には色々なスタイルがあっていいと思います。
スパルタで詰め込むタイプ。
理論や数値・分析で教えていくタイプ・・。

でも私にとっては吉田松陰スタイルが一番しっくり来る。

受講生にガチに向き合い、一人一人の個性に合わせて
指導する。

これでは大人数は出来ないし、時間もテマもかかる。

でも、それでいいと思う。

受講生一人一人が何か「生きている足跡」を残してもらいたい。

大人数に教える形式で、ところてんのように押し出していく
先生のスタイルは浅野には合わない。

じっくりその受講生の人生に踏み込んでいくような教え
方の方が血の通い合いのようなものを感じる。

吉田松陰の3つの教育の目的というものがこの看板
に記されていました。


「君臣(くんしん)の義(ぎ)」・・・(君主と臣下の間で守るべき正しい道)


「華夷の弁(かいのべん)」・・・
(日本と外国との違いを明確にすること)


「奇傑非常(きけつひじょう)の人」・・・
(人並み外れた優秀な人材)

浅野塾はこの吉田松陰の教育指針をアレンジしたもので
進めていく。

人と自分の違いを明確にして、人並み外れた人材を育成する。
自分しか出来ない事をそれを必要としてくださる人のために
命を使う人材を育てる。

「人並み外れた」がコア。

自分のいる居場所に何か違和感を持っている人を
育成していく。
そんな人たちは真面目で人と違う自分を責めてしまう
時がある。

それはもったいない。

その気質はリーダーの気質であるし、
世の中の常識を非常識と疑うことが
出来る。

新しいものを創作したり、今までの欠点を
直すことを考えることが出来る気質。

この英知を殺すわけにはいきませんよ。

ここに浅野塾の存在意義があると確信しました。

松陰神社には吉田松陰のお墓もあるのでお墓参り。

もしも吉田松陰さんが生きていたら私になんて言葉を
投げかけるか。

「まだ甘いよ。その程度で受講生を本気で見てるなんて
おこがましいぞ。私は獄中からも受講生に手紙を書いた
んだ!」

と喝を入れられるかな。

どんな人だったんでしょう。

彼の家柄は上級な武士の家柄じゃない。

コンプレックスがあったのかもしれない。

だから身分によって差別せずに、誰でも入塾させたのかもしれない。

自分より優秀な人を育てるために、教える教育では無く、
考えさせる教育をしたのかもしれない。

お墓の前で、雨が降りしきる冷たい空気の中で
一人考えていました。

明日になれば初詣の参拝者でここは人でごった返す
のでしょうね。昨日は殆ど人はいないしガランとしてい
ました。人のいない時にここに来たかったので正解
だった。

2013年の浅野塾。

すべきことはたくさんありますね。

自分の価値に気づかない人がまだ世の中にはたくさん
いますからね。

そんな人たちを育てて行きますよ。

東京にある松下村塾の建物。

ここに来て初めて知ったのですけど
オリジナルではないんですね(汗)

ホンモノは山口県萩市にあることが発覚。

勢い、来年の2月に山口県のホンモノを見に行くことを
決めて飛行機の手配してしまいました。

でもこの世田谷区の松陰神社。

近くの商店街は最高。

中村フーズの焼き鳥。これが1本70円程度。

タレがいい。肉もしっかりとした歯ごたえで
何本でもいけてしまいそうになる。


そしてお店の名前は忘れてしまいましたけど
おじちゃんが一人でやってる乾物屋さん(?)
の糠漬け。↓

20センチ以上の大きなお皿たっぷり
買っても500円しません。

商店街充実。なぜか浅野の動くところにB級グルメあり。

来年もいい年になりそうです。

しかし、、

今日は浅野塾・自分力養成講座4期の
課題締切日でもあるので。

またどさっと課題がメールされて来ます。

浅野塾は年中無休か。

来年もよろしくお願いします。

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