自分の人生の足跡の中に、
使命の元となるエピソードが眠っているものなんです。
スーパーアドバンス講座１期を経て、
自分力養成講座３期を卒業した、パーソナルトレーナ
ーの山田由起さん。
彼女が浅野塾の門を叩いたのは今年の桜のきれいな
時期のことでした。
彼女が入塾した当時は弱冠２５歳。
大学卒業後にフリーランスのパーソナルトレーナー
として活躍している女性でした。
彼女はスーパーアドバンス第１回講義の直前に、妊娠
していることが発覚。
身重の体で講義を受け続けました。
身重の体を生かしたビジネスモデルを考え続けて
無事卒業。
ここで終わるかと思いきや・・・
その後、自分力養成講座３期生として再入塾して
来ました。
そして彼女が生まれてから今までの人生の棚卸が始まりました。
お腹もどんどん大きくなりながらも、これからの人生をどう
歩むかを彼女は考え続けていました。
女性の指導をしていると、「神聖さ」を感じるときがあります。
彼女が受講をしているという事は、お腹の中の生命も講義を
聞いているということ。もしも男性だけを教えている講師だったら、
このような状況になることはありえない。
彼女のお腹は毎月会うたびに大きくなりました。
８か月が経過した１０月１３日の最終講義の前日。
切迫早産の恐れがあるということで彼女から卒業プレゼンの
欠席連絡がありました。
卒業プレゼンを楽しみにしていたようですが、命には代える
ことが出来ないということで已む無く欠席。
それでも彼女はその数日前までカリキュラムに
取り組み課題に挑み続けました。
彼女は元々、背が小さい(おそらく１５０センチ前半？)
にも関わらず高校時代はバレー部に所属していました。
その時、彼女は過剰な練習によって怪我をしてしまった
のです。
医者に相談しても「休養するように」と言われるだけ。
そこで彼女はテーピングやリハビリトレーニングを
独学で学び自己治癒させてしまいました。
それを見ていた部活仲間に、「自分も施術して欲しい」
と頼まれるようになり、彼女は部活仲間にもやってあ
げました。
すると彼女に感謝の念が集まり、彼女の「居場所」が
出来ました。
彼女はバレーボール選手としてではなく、トレーナ
ーとして人に役に立つことが出来ると、この時初めて
知ったのです。
彼女は浅野塾の講座中に、この人生の流れを見つ
け出しました。
１２月１日の浅野塾同窓会の前夜。
彼女は元気な赤ちゃんを産みました。
彼女からいただいたメールにはこう記されていました。
↓
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11月30日5時20分、無事に元気な男の子が生まれました！
助産院で医療介入なしで生みたかったのですが、それが実現できて
よかったです。
母としての役割も増え、そんななかで浅野塾で学んだことを活かして
いきたいと思います。
浅野塾のみなさんに、よろしくお伝えください！ (ここまで)
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(※ご本人の了解を得て掲載しています)
彼女は浅野塾で自分の使命を見つけ出すと同時に、
「母」という使命も仰せつかいました。
私も講師を始めてから４年目になります。
ベストセラー作家になったり、テレビや雑誌にも出るよう
になった女性も現れています。
強いスポットライトが当たる世界に登場した人は周り
に多くの人が集まり、応援されるようになります。
それを見ている人たちが、そうなれない自分に悶々と
してしまう人たちが現れてしまうこともあります。
でもそういう煌びやかなものばかりが「使命」では無いと信じて
います。
彼女のように、元気な赤ちゃんを産んだ人は、その子を育てて
いくことも大切な使命。
使命とは社会の役割分担の先にあるものなんです。
どちらが上も下もなくて・・。
彼女は来年３月から、浅野塾でブレストした新しいビジネスモデル
の仕事をしようと準備もしています。
生まれた赤ちゃんは胎教でずっと浅野塾のメソッドを聞いていたの
ですね。
将来、どんな人になるのでしょう。
人の気持ちのわかる優しい人になって欲しいですね。
男性は女性の中から生み出されてくるものですよね。
山田さんのおかげで、
それをあらためて実感する８か月でした。
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